ユニクロは2025年11月29日、埼玉県和光市にて、子どもたちがスポーツの楽しさを体験するイベント「第1回 イチローDREAM FIELD DAY」を開催しました。コーチとしてイチローさん、錦織圭さん、内田篤人さんが参加し、総勢161名の子どもたちと交流しました。

豪華すぎるコーチ陣が直接指導!

午前に行われた「CHALLENGEコース」では、子どもたちが野球・テニス・サッカーの3競技を順番に体験。

野球プログラムでは、イチローさんがキャッチボールの基礎から丁寧に教え、ティーバッティングでは一人ひとりにボールの見方やバットの振り方を細かく指導する姿が印象的でした。
テニスプログラムでは錦織圭さんがコーチを務め、子どもたちの前でストロークやボレーを披露。そのスキルに子どもたちは圧倒されていました。

サッカープログラムでは内田篤人さんの指導のもと、参加者全員が声を出し合って盛り上がり、終始一体感のある雰囲気に包まれました。

イチローが語る原点「好きじゃないと壁は乗り越えられない」

続いて行われた3名のコーチによる「DREAM SESSION」では、まずトークセッションが行われました。

野球との出会いや夢中になった理由について聞かれたイチローさんは、「上手くなっていくことを実感した瞬間ですね」と野球にのめり込んだきっかけを告白。

続けて、「その先の壁にぶち当たった時に、好きじゃないと立ち向かえない。自分が好きなことに、今まで夢中になって取り組んできた自信があるからこそ立ち向かって行けると思います」と、自身の原点ともいえる経験を明かしました。

異競技チャレンジで会場も大盛り上がり!

トークセッションの後には、イチローさんがテニスとサッカーに挑戦する異競技チャレンジも実施。

錦織さんのサーブをイチローさんが打ち返すチャレンジや、内田さんと5本勝負のバー当てチャレンジなど、トップアスリートたちの真剣ながらも楽しむ姿に、会場は大きな盛り上がりを見せていました。

午後に実施された経験者向けの「BOOSTコース」でも、投球における肩甲骨の使い方など、イチローさんの現役時代の経験を踏まえた細かいポイントが伝授され、子どもたちにとって有意義な時間となりました。

イチローさんから子どもたちへ、心に響くメッセージ

イベントの総括として、イチローさんは「希望や明るさなどのポジティブな空気に包まれ、非常に良い雰囲気でこのイベントが開催されたことをとても嬉しく思っています」とコメント。

さらに、「可能性は無限大で、努力すればするほど上手くなれると考えています。ぜひこのイベントをきっかけに、野球・テニス・サッカーに限らず、自分の好きなことを見つけて、頑張って欲しいと思っています」と、子どもたちの心に響く励ましのメッセージでイベントを締め括りました。

このイベントは、イチローさんの「好きなことに出会い、打ち込める体験を次世代へとつなげたい」という想いから誕生した「イチロー DREAM FIELD」プロジェクトの一環として開催されました。

子どもたちの無限の可能性を応援する、素晴らしい一日となりました。