12月23日(月)21時~フジテレビ『シャーロック特別編』を放送することが決定した。

特別編には、 木南晴夏がゲスト出演する。木南が演じるのは、フリージャーナリスト・門司かれん(もじ・かれん)。

最終回のラストシーンで、獅子雄(ディーン・フジオカ)はついに宿敵・守谷壬三(もりや・じんぞう/大西信満)と対峙(たいじ)する。

しかし獅子雄は、若宮(岩田剛典)や江藤(えとう・れいじ)の目の前で、守谷と共に海中に沈んでしまうのだった。

獅子雄がいなくなったことを受け入れられない若宮は、連日警察の捜索に立ち会う。しかし、遺体も上がらず、手がかりすらも見つからない。そんな若宮の元に、かれんが現れる。

かれんは、獅子雄の功績を後世に残すために、獅子雄について若宮に話を聞きたいのだという。そして、まだ心の整理がついていない若宮に、獅子雄に関わった人たちを一緒に取材しないかと提案する――。

さらに、特別編では、かれんと若宮の取材により、今まで獅子雄に裁かれて、獅子雄のことを恨んでいるであろうと思われる犯罪者たちと、獅子雄に助けられ、前向きに新たな道を歩んでいる人たちも登場、これまでの各話ゲストたちのうち、総勢16名のその後も新たに描かれる。

元警視庁職員で再び拘留された、市川利枝子(伊藤歩)をはじめ、夫を自殺に追いやった赤羽汀子(松本まりか)、嫉妬から殺人を行った元ボクサー・石橋卓也(金子ノブアキ)、職場の上司のパワハラで息子を失った乾千沙子(若村麻由美)、乾貴久(小市慢太郎)たちだ。そして若宮も取材のために、再び河本美沙(岸井ゆきの)とデートをすることに…。また、幼い頃の獅子雄にうり二つの賢い少年、羽佐間虎夫(山城琉飛)も登場する。

<木南晴夏コメント>

――今回のオファーを受けての感想は?

“特別編のみ”の出演は珍しいと思いますし、もちろんはじめてのことなので、この作品の世界観にうまくなじめるかな、と思いました。

――台本を読んでの感想を教えてください。

今まで登場したクセの強い犯人たちと対峙(たいじ)する役なので、演じるのが楽しそうだなと思いました。

――門司かれんを演じるにあたって心がけたことは?

台本を読んだイメージ通りに演じました。前半は、守谷の一味なのか?と思わせるシーンがあるので、どちらとも受け取ってもらえるように意識しました。

――ディーンさん演じる“シャーロック”の印象は?

浮世離れしたというか、ああいうちょっと人間くさくない役がディーンさんにとてもお似合いだと思います。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

最終回ももちろん、皆さんが楽しみにされていたと思いますが、特別編が実は本当の最終回といいますか…特別編まででこのドラマの本当の終わりがくる話になっていると思うので、これを見た人と見なかった人とでは全然感想が違うのではないでしょうか。犯人たちのその後が見られるのも特別編ならではだと思うので、是非特別編も見て、この『シャーロック』全体を楽しんでいただけたらと思います 。