フジテレビ『めざましテレビ』のお天気キャスターを務めている阿部華也子。わかりやすい情報読みと明るくさわやかな笑顔が人気だ。フジテレビュー !! では、そんな阿部の連載「空が好き」を月1で配信中!
また、フリーテーマで描いたイラストも公開!「絵の神が降りてくる」と自負するあふれる才能で、何を描く?本人の解説入り動画で紹介する。
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<阿部華也子インタビュー&イラスト紹介>
――それでは、今月のイラストのテーマをお願いします。
今回のテーマは「今年もあと少し!」です。 12月のビッグイベント・クリスマスを描いて、季節感を出してみました。全体的にかわいく、いい感じにできたなと思っています。
私が描くサンタさんなので、せっかくだからお天気っぽさを出したいなと、日差しや傘のプレゼントを持っています。
――そろそろクリスマスですが、ご予定は?
特にありません。普通の平日を過ごす予定です。まあ、どこに行っても人が多いし、いいかなと。友だちとパーティをやる予定もないんですよ(苦笑)。
この季節になると、街が華やいできて、みんな浮足立っている気がして「ああ、クリスマスだな」って思いますよね。私はクリスマスソングを聴くと、クリスマスを通り越して“年の瀬”を感じます。「今年も終わるなぁ」「年末だなぁ」って。
――クリスマスの思い出はありますか?
実家にいたころは、父と母が、豪華な食事を作ってくれました。うちでは、チキンではなく、豊後牛のステーキをいただくのが恒例でした。あとは、父がクリスマスケーキを作ってくれて。
――そうでした。お父さま、お料理上手なんですよね。
そうなんです。誕生日やクリスマスには必ずケーキを作ってくれましたし、この季節といえば、クラムチャウダーですね。これが美味しいんですよ!母も私も大好きで。レシピを教えてもらって、同じように作ることがあるんですけど、何かが違うんですよね。父の愛情の分?あはは!そういうことにしておきましょう(笑)。
――今年を振り返って、どんな1年でしたか?
私は、元気に楽しく過ごせて幸せでしたが、九州の大雨、台風15号、19号が大きな被害をもたらしたりと、今年も自然災害が多かったという印象が強いです。
あとは、毎年その傾向が強くなっていると思いますが、今年も「秋」をほとんど感じられなかった気がします。
――幸せだったというのは、平穏だったということですか?
そうですね。「普通って平和だな」と感じる1年でした。そういう年って、悪くないですよね。特別いいことがあったわけじゃないけど、自分も家族も元気で、幸せだなと思います。
――年末の予定は?
27日の『めざましテレビ』が仕事納めになりますので、その後、実家に帰ります。大掃除は、できたらどこかで…(笑)。
――今年も、年越しは親族のみなさんで過ごされるのですか?
そうです。大晦日は、みんなと一緒じゃないと年を越せない感じです。結構、人数が集まるので、男性陣、女性陣、子どもたちで部屋を分かれて、それぞれ好きなテレビ番組を見るんですけど、いよいよ年越しだぞ、っていうタイミングになると、同じ部屋に集まってきて…。年末年始は、やっぱり家族で過ごしたいっていうのがあります。
新年は、結構厳(おごそ)かに迎えたいタイプです。正座して「明けましておめでとうございます」と言い合うのが、「日本」な感じがしていいんですよね。
今年は、私も社会人になったので、恩返しの意味も込めて、年下のいとこや、おばあちゃんにお年玉でも、と思っています。ようやく恩返しできる年になりましたね。
――そして、いよいよ2020年です。
東京オリンピックがやってきますね。(競技会場が多い)お台場で仕事をしている身としては、すごくにぎやかになるんだろうなとワクワクする半面、どのくらい人が増えてどんな感じになるのか、想像がつかないというのもありますね。
外国人の方も増えるだろうし、英語が話せない私はどうしたら…。もし何か質問されたら、できるだけのことはしたいので、翻訳アプリと私の奥底に眠っている単語を駆使して、誠心誠意対応したいと思います(笑)。
――目標、抱負があったら教えてください。
何かしらの形で、東京オリンピックに関わることができたらいいな、という思いがあります。お仕事でそれができたら最高なんですけど。
私生活では、今年(2019年)、「見たい」と言っていた紅葉もちゃんと見られなかったし、バーベキューやアウトドアのイベントも思ったよりもできなかった…という後悔を払拭したいです(笑)。毎年、同じようなこと言ってる気がするんですけどね。宿題になっちゃってますね。
あとは、時間を見つけて、できるだけ実家に帰ったり、両親を旅行に連れていったり、恩返しができればと思います。学生の時は、夏休みと冬休みがありましたけど。
社会人になると、どうしても帰省できるタイミングが減ってしまうということを、今年は痛感したので。
――それでは、最後にみなさまにメッセージをお願いします!
令和も始まった2019年ですが、お天気では悲しいことが多かった1年になってしまいました。来年こそは、いい1年になるようお祈りしたいです。
みなさんが明るい気持ちで新年を迎えられるよう願いをこめて――よいお年をお迎えください。