10月31日の『ネプリーグ』に登場した、“うんちく”や“豆知識”をおさらいします。

現在国内で発行中の硬貨が何種類あるか答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が硬貨のデザインについて解説を加えてくれました。

10円玉には京都・宇治にある「平等院鳳凰堂」、100円玉には「桜の花」、50円玉には「菊の花」がそれぞれ描かれています。さて、5円玉には3つのアイテムがデザインされているのですが、すべて答えることはできますか?

5円玉に描かれているのは、農業を象徴してデザインされた「稲穂」と水産業を表す「水面」、工業を表す「機械の歯車」です。昭和34年に発行された5円玉には、当時の日本の主な産業が描かれているのです。

ちなみに、現在発行されている硬貨の種類は6種類なので、あわせて覚えておきたいですね。

「利益」の2つの読み方と意味の違いとは?

「御利益(りやく)」という漢字を読む問題では、「りえき」「りやく」という2通りの読み方を持つ「利益」という熟語について、林修先生が解説してくれました。

読み方が変わると意味も変化する「利益」という言葉。「りえき」と読むときは「もうけ」を意味しますが、「りやく」と読むときは「仏様から授かった恵み」という意味になります。

「御利益」のように「御」が付いているのは、仏様からいただいたことへの尊敬の思いなので、「ごりやく」と読むのが正解だそうです。

「腑に落ちない」の「腑」は何のこと?

「腑(ふ)に落ちない」の「腑」を漢字で描く問題では、林先生が漢字の意味について教えてくれました。

「腑」は、「五臓六腑」の「六腑」が「大腸・小腸・胃・胆・三焦・膀胱」を表しているように、「内臓」という意味の漢字です。

「腑」は訓読みでは「はらわた」「こころ」と読むのですが、そこから転じて「心の中」をも指すようになり、「心に入ってこない=納得できない」という意味の「腑に落ちない」という表現が使われるようになったそうです。

10月31日(月)放送の『ネプリーグ』では、尾上松也さんら「舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』チーム」と、マヂカルラブリーら「売れっ子芸人チーム」が熱い戦いを繰り広げました。