<見どころ紹介>

前回大会より

今年の夏に行われたパリオリンピックには、かつて出雲路を走った選手が多く出場。

男子マラソンで6位入賞を果たした赤崎暁選手は、拓殖大4年次に1区3位と好走。3000m障害で東京五輪に続いて2大会連続の入賞を果たした三浦龍司選手は、2年前の大会で2区2位と結果を残しています。

今年の「出雲駅伝」にも、来年行われる東京開催の「世界陸上選手権」や、4年後のロス五輪での活躍が期待される選手が多く出場。

注目は、今年2月の大阪マラソンで「2時間6分18秒」と初マラソン日本最高記録を更新する圧巻の走りで優勝を果たした、國學院大学の平林清澄選手(4年)。

そんなキャプテンの走りに触発され、チームメイトも上半期のレースで躍動し、9月20日時点で1万メートルの平均タイムは、出場チームトップと充実の戦力で挑みます。

「箱根駅伝」優勝を果たした青山学院大学からは、今年の日本選手権では5000m日本人学生新記録を更新(当時)した、鶴川正也選手(4年)など、次世代を担う有力選手が続々登場予定。

3連覇を目指す駒澤大学は、ハーフマラソンの日本学生記録保持者、篠原倖太朗選手(4年)が、9月下旬に屋外の5000m日本学生記録を塗り替え、今年はキャプテン、そしてエースとしてチームを牽引します。

「箱根駅伝」で、青学、駒澤に次ぐ3位となった城西大学や、9年ぶりの「出雲駅伝」出場となる大東文化大学など実力あるチームが多数出場。

今年の大学駅伝界は例年以上に、“超”がつく戦国時代となります。