女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

1月17日(金)の放送では、「子どものSNS、親はどう向き合う?」「男心をくすぐる&ゲンナリさせる言動」というテーマで、MCの設楽統とゲストの千秋、カンニング竹山、大神いずみ、ユージ、三木哲男(婦人公論担当局長)が意見を戦わせた。

「恋愛にマニュアルはない!」カンニング竹山が熱い恋愛指南

「男心をくすぐる&ゲンナリさせる言動」というテーマでは、“メス力(りょく)”で話題の恋愛コラムニスト・神崎メリ氏の恋愛セミナーの様子もまじえてトークが展開した。

まず登場したのは、「友達が初デートにヒョウ柄のニットを着ていくというが、最初は男ウケする洋服を着ていくべきでは?」という20代女性の問題提起だ。視聴者の意見を問う「せきらら投票」で、「初デートにヒョウ柄はアリかナシか」を投票すると、アリは12%、ナシは88%と圧倒的な結果が出た。

千秋が「いずれ個性はバレるんだから、最初から個性全開で行く」と主張する一方、三木は「初デートで男性が期待するのは、やはり、かわいらしさやセクシーさなのでは?」と投票結果を分析。番組公式SNSでも「個性を出すのは3回目(のデート)以降にするべき」などの声が上がった。

そんな中、竹山は「ヒョウ柄のニットが好きな男も必ずいるし、男女の相性には幾通りもパターンがある。お互いの好みが合致したときに愛が生まれるのだ」と熱く語り始めた。

「恋愛にマニュアルはない!」と断言した竹山に、SNSからも「竹山さんの言う通り」「名言だ」と賛同の声が寄せられた。

「初めての遊園地デートで、女性が手作り弁当を作ってきて引いた」という20代男性のエピソードでは、竹山が「何カッコつけてるんだ?」とおかんむり。

ユージも「(そんなことをしてもらったら)当然うれしいし、かわいい」と女性をフォローするが、SNSには弁当を作った経験のある女性から「ダメだったのか…」と自省の声も。千秋は「元々好意がなかったのでは?」と男性側が恋愛モードではなかった可能性を指摘した。

「弁当は“重い”と受け止められる可能性はある」と三木が言う通り、神崎氏のセミナーには「男性に尽くしすぎてしまってうまくいかない」と悩む女性たちが多いという。

そんな女性たちに「彼からのLINEは即レスせず、翌日の昼まで返信を待つべし」と神崎氏は助言。千秋は「それが効果的かどうかは相手による」と前置きしつつ、「男性を焦らすというのはわからなくはない」と一定の理解を示し、SNSでも賛否両論で議論が盛り上がった。

「ダイレクトメッセージに年齢制限を!」子どもたちをSNSの犯罪から守る方策は?

便利な反面、犯罪に巻き込まれたりする可能性もあるSNS。ユーザーの低年齢化が進む中で親はどうSNSと向き合ったらよいのか。「子どものSNS、親の向き合い方」というテーマでは、街角のアンケート調査などの結果をもとにスタジオで議論が交わされた。

女子高生を対象に実施したアンケートによると、SNSで知り合った人と「直接会う」ことに前向きな女子高生は64.8%。SNS上の友人がいる女子高生は52.4%にものぼるという調査結果に。結果を受けて、SNSからは「大人が思った以上に警戒心がない」と驚きの声が続々届いた。

ちなみに、彼女たちがSNSで知り合った人と会う一番のきっかけは「共通の趣味」。大神は「会ってみたらオジサンという可能性もある」と不安を募らせるが、「インスタグラムで日常生活を確認する」「会う前にビデオ電話をして、相手の素性を確かめる」など、女子たちも自衛策は取っているようだ。

それでもスタジオでは、「未成年はDM(ダイレクトメッセージ)が使えないようにするなどの規制が必要なのでは?」というトークの流れに。三木によると、欧米では年齢制限を設けている国も多いのだそうだ。

ユージは「親がいつ見てもいいという約束で、子どもに携帯電話を持たせている」と家庭のルールを紹介したが、番組の取材によると、親子の間でルールができていない家庭も多数存在することが判明した。

千秋が自らの経験などをもとに、「親に知識がないし、親のわからないところで何が起こるか読めないのが不安」と意見を述べると、SNSでも「子どもの方がSNSに詳しい」「保護者向けのSNS教室が必要」など、親世代がきちんと学ばなければいけないという賛同の意見が寄せられた。

竹山は「(リアルな友人でもないのに)DMを送ってくる大人にロクな大人はいない!」と、未成年に向けて助言。番組では、ツイッターなどで見知らぬ人からのDMを許可しないようにする設定の方法なども紹介された。