SixTONESの京本大我が主演を務めるディズニーミュージカル「ニュージーズ」の制作発表会見が、1月27日(月)に東京・丸の内にて開催。京本を筆頭に、咲妃みゆ、松岡広大、加藤清史郎、霧矢大夢、松平健らの出演者と演出を手掛けた小池修一郎が登壇した。
ブロードウェイの大ヒット作に、宝塚歌劇団の作品を多く手掛けていることでも知られる小池が新たな演出を施し、日本では初上演となる今作。1899年のニューヨークを舞台に新聞配達員の少年たち“ニュージーズ”の奮闘を描く。
ニュージーズのリーダー的存在、ジャック役を演じる京本は、「リーダー役でもあるのですが、座長でもあるので、頼りがいのある座長でいられるように精一杯努めたい」と意気込みを語る。出演が決まったときは、ディズニーやブロードウェイに憧れはあったものの、こんな早いタイミングで夢が叶うとは思わなかったと興奮気味に話し、「選んで頂いたからにはしっかり努めたいという前向きな気持ちになった」と明かした。
京本が出演したミュージカル「エリザベート」の演出も務めている小池は、そのときに初めて京本を起用した経緯を告白。キャスティングに難航していた際に、以前より親交のあった故・ジャニー喜多川氏に相談をしたところ、京本を推薦されてオーディションを実施。その際に京本のミュージカルに対する真剣さを感じ取り「本格的なミュージカル俳優としてずっと行く人だと思いました」と回想。
一方の京本も本格的なミュージカルに触れるきっかけとなった「エリザベート」は、「僕の新しい扉が開けたような感覚」と言い、「芸能界の生みの親はジャニーさんなんですけど、ミュージカルでの自分を作ってくださったのは間違いなく小池修一郎先生」と感謝の気持ちを伝えた。
ニュージーズの一員で、友人・クラッチー役を務める松岡広大については、すでに“広大”と親しみを込めて呼んでいるとニッコリ。初対面は松岡が「エリザベート」の観劇に来てくれたときで、お互い人見知りにも関わらず、その場で「仲良くなれそうだな」と感じたと言い、今では一緒に食事に行く仲だと明かす。
松岡も初対面から京本の「誠実な感じが受け取れた」と言い、「これから稽古を積み重ねてもっといい関係を」と相思相愛ぶりを見せつけた。
女性との初のキスシーンがあることにツッコミを入れられると、京本は少し動揺しながら「僕からじゃないですよね?」と確認。自分からするのではなく、“される方”のシチュエーションということで「僕からいくのは緊張しちゃう。頼りない話ですけど、待ちたいと思います」と照れ笑い。しかし、役者として譲れないものは?という質問には、アーティストとしてのこだわりを断言。
演じる上では演出家を始め、周囲で見てくれる人の意見を大切にしたいが、アーティストとしては、「僕も生きる上でたくさんのアーティストの方の音楽で支えられてきたことがありますので、僕たちグループとしても、京本大我としても、そういう存在になりたい」と熱く語った。
今回、出演者の名前が載ったときに“(ジャニーズJr.)”と表記されなくなったことが「ちょっと寂しくもあり、嬉しいことだなと思います」と、CDデビューの実感を語った京本。だがその分、SixTONESの京本大我としてアピールしていきたいと凛々しい表情も見せていた。
最新情報は、ディズニーミュージカル「ニュージーズ」公式サイトまで。