俳優の市村正親が1月27日(月)にエッセイ集「役者ほど素敵な商売はない」を発売。自身初のトーク&サイン会を開催した。

出演舞台で演じているファントム役の誕生秘話や劇団四季退団の真相から闘病まで、真実が詰め込まれているこのエッセイ。その内容に関して市村は、「言いたかったのに言えなかったことをね、今回この本を借りて、洗いざらい全部言っちゃおうかなと思って」と説明。

「幸せな人生だなと思っていますよ。がんを患っても治っちゃうし、子供は2人元気だし、妻は若くてキレイだし」と、人生を振り返りつつ笑顔を見せた。

そんな市村と妻であり女優の篠原涼子は、円満な夫婦関係が印象的だが、その秘訣を「男が我慢する。逆らっちゃダメ。だって、女性って結局(弁が)たつでしょ?」とコメント。

しかし、“我慢”という言葉がマイナスだと感じたのか、「我慢じゃないんですよ。我慢って言うけど、うまくいかせるための方法なんです。余計なことは言わないほうがいいんですよ」と、慌てて付け加えた。