大自然やそこに暮らす人々・動物を題材にした地球エンターテインメント番組『感動地球スペシャル』(フジテレビ系)の第30弾が3月1日(日)に放送される。今年は『みなしごゾウを守れ 松下奈緒ケニア感動物語』で、女優の松下奈緒が昨年に引き続き出演する。現在『アライブ がん専門医のカルテ』(毎週木曜22時〜)に出演中の松下は、ドラマでは、患者に寄り添うがんのスペシャリストを演じているが、野生動物の宝庫ケニアで、希少な動物たちと心を通わせることはできるのか?
みなしごゾウの世話に挑戦し涙も
アフリカゾウは、象牙目当ての密漁・乱獲から絶滅の危機に瀕している。親を亡くしたみなしごゾウたちを、守り育てる動物保護施設を訪ねた松下。日の出とともに散歩に出て一日中サバンナを移動しながら、ゾウたちに泥浴びや食事をさせ共に遊び、夜は共に眠るという過酷な仕事「キーパー」に特別に同行する。ゾウと心を通わすことができるのか?そして、最後に松下が流した涙のワケは?
カメラマン松下が“ライオン・キング”の世界を激写!
多彩な生物が暮らすケニアの旅では、出会う野生動物はゾウだけではない。ライオン、サイ、キリン、ハイエナ、インパラ、シマウマ、そしてアフリカの野生牛・ヌーなど。松下は思わず自身のカメラで、リアル「ライオン・キング」の世界を激写していく。
――ケニアを旅した印象を教えてください。
松下:ずっと行ってみたいと熱望していたアフリカ大陸です。とにかく気持ちが追い付かないくらいの感動の連続でした。動物の生きる姿を柵もない間近で感じられることが、こんなにも私にパワーをくれるとは思ってもいませんでした。今すぐにでもまた行きたい気持ちです!!
――親を亡くしたみなしごゾウたちとの触れ合い、間近で見た感想はいかがですか?
松下:数時間一緒に散歩していると、(私に)興味を持ってくれ、私の存在を認識してくれるようになり、気のせいかもしれませんが、通じ合えたような気がします。鼻を私の腕に絡ませたり、ちょっかいを出してきたり、指や手をしゃぶられたりもしましたが、そういう行動をみると子ゾウなんだなと(思いました)。
「本当はここに母親ゾウが居るはずなのに…」と思うと、とても胸が痛みました。怪我を負った子もいて、人間の勝手な行動により、このようなことが起きている現実を突き付けられました。
――視聴者の皆さんへ見どころメッセージをお願いします。
松下:大自然の中でたくましく生きる動物たち。人間と同様、家族を愛し、子供を守り、堂々とした姿に感動します。子ゾウの愛らしさや負った傷、生と死が隣り合わせに存在する大自然。簡単に行ける国ではないかも知れませんが、この番組を見て沢山の事を感じて頂けると思います。