2019年大みそかを大いに盛り上げた「RIZIN.20」から2ヵ月。2020年開幕戦「RIZIN.21」の舞台は、初上陸となる静岡・浜松。格闘技ファンが多く「RIZIN」のスター選手となった朝倉兄弟の地元・豊橋からもほど近いことから、すでに期待の声が高まっている。
さらに、この浜松アリーナで繰り広げられる激闘の数々、そして生まれる新たなドラマをフジテレビにて放送することが決定した!
6連勝中!朝倉未来「浜松は地元も近く、ファンにも会場の緊張感など体感してほしい」
今や格闘技ファンだけでなく幅広い層から注目が集まる人気ファイター・朝倉未来。中学・高校時代は豊橋の路上でケンカに明け暮れる日々を過ごす。2012年に総合格闘技デビューを飾り、2018年8月にRIZIN初参戦。わずか1年半ほどだが、現在、強敵相手に6連勝中だ。2019年大みそかはアメリカの総合格闘技団体・ベラトールとの対抗戦で大将を務め、ブラジルの強豪、ジョン・マカパに圧勝した。打撃やレスリングといった総合力の高さに加え、相手の弱点を見抜く分析力も持ち合わせており、今年もさらなる快進撃が期待されている。
弟の海も同じくRIZINファイターで、ふたりは“朝倉兄弟”と呼ばれRIZINを代表するスター選手として、その名が広く知られる存在となった。朝倉兄弟それぞれが「格闘技の魅力を広めたい」と始めたYouTubeも人気で、ふたりのチャンネル登録者数は合わせて113万人を超えている。(2月3日現在)
今回の「RIZIN.21」で、朝倉未来に対抗するのは、メキシコのダニエル・サラス。スペイン語で“ハンター”の肩書を持つファイターで、現在23戦16勝6敗1分けという好成績の持ち主だ。常にKOや一本を狙うアグレッシブなファイトスタイルで、朝倉未来に対しても「フィジカルは自分の方が上」と自信をのぞかせている。
「今年は格闘技にかける1年に」
(以下、1月24日に行われた記者会見にて)
朝倉:対戦相手の試合を1~2分見させてもらって、結構いい選手だと思いました。浜松は地元(豊橋)も近くて、東京の試合は遠くて来られないファンにも、会場の緊張感など実際に体感してほしいと思い、出ることにしました。相手が誰にせよ、盛り上げる試合をして僕が勝とうと思っています。
――年間の試合数については?
朝倉: (今までは)年間2試合でいいと思っていたのですが、僕も格闘技人生があとどのくらい続くかわからないので、今年は勝負の年じゃないですけど、4試合くらい強い奴とやって証明していきたい。今年は格闘技にかける1年にしようかと思っています。
――対戦相手はライト級で戦うほど体も大きそうだが―?
朝倉: 年末の試合は1年ぶりのフェザー級でしたが、それ以外はライト級などでやっていたので大丈夫だと思います。