新富士駅、掛川駅、三河安城駅周辺で、地元民に愛される絶品グルメを調査しました。

8月30日(火)放送の『所JAPAN』(カンテレ・フジテレビ系)は、東京・大阪間を結ぶ東海道新幹線の「こだま」しか停まらない“穴場”駅、静岡県にある「新富士駅」、「掛川駅」、愛知県にある「三河安城駅」をクローズアップ。

おすすめスポットや、ユーザーが愛する地元グルメを大調査しました。

フジテレビュー!! では、その中から、おすすめのグルメを紹介します。

スタジオには、所ジョージさん、佐々木希さん、百田夏菜子さん(ももいろクローバーZ)、若槻千夏さん、カズレーザーさん(メイプル超合金)、田中直樹さん(ココリコ)が登場しました。

新富士でしか食べられない!?ならではグルメ

田子の浦港」の生しらす

新富士駅は、新幹線の停車駅の中で、最も富士山に近い駅で、絶景を望めるスポットがたくさんあります。

その中でも、駅から車で5分の場所にある「田子の浦港」は、富士山を眺めながら、絶品の「生しらす」が食べられると人気を集めています。

「田子の浦港」は、栄養豊富な富士山の雪解け水が流れ込み、プランクトンが豊富で、日本有数の高級しらすが有名。

職員の伊澤安弘さんによると、「田子の浦のしらすは、足が早い魚なので、東京にも出回らない」とのこと。

わざわざ新富士駅で降車し、食べにくる遠方のお客さんも多いのだといいます。

新富士名物「つけナポ」

駅周辺で聞き取り調査を行うと、聞きなじみのない「つけナポ」の名前があがりました。

地元民によると、学校給食に出るほど、ポピュラーなメニューだといいます。

新富士駅ユーザーが愛する「つけナポ」とは、どのような料理なのでしょうか。

「CoffeeShop アドニス」を訪ねると、そこでは、つけ麺とナポリタンを組み合わせた新感覚グルメ「つけナポリタン」(1500円)が提供されていました。

スープは、酸味の効いたトマトベースに、鶏ガラスープをかけ合わせたダブルスープを使用。

そこに、赤かぶに漬け込んだゆで卵、チンゲン菜、蒸し鶏を加え、最後にチーズをトッピング。

麺は、スープのよく絡む中太麺を使用し、炒めた桜えびを絡め、風味づけをしています。

「つけナポ」は、お隣、富士宮市の「富士宮やきそば」に対抗するご当地グルメとして誕生。レシピを無償で公開することで、今では、市内を中心に13店舗を展開し、人気を集めています。

ユーザーに愛される2大メロンパン

掛川駅周辺で、聞き込みを行うと、地元民が愛する2大メロンパンが存在することが判明。

掛川駅から徒歩5分の場所にある「掛川アンデルセン」では、「掛川茶メロンパン」(206円)が販売されていました。

「掛川茶メロンパン」は、名物の「掛川茶」を使ったメロンパンで、割ってみると、茶葉が練りこまれた餡(あん)がたっぷり。

掛川茶は、茶葉を通常の2〜3倍長く蒸す、深蒸し製法で作られており、濃厚で甘く、深い味わいを実現。

また、世界農業遺産にも選ばれる名茶としても知られ、パンに使用しても、お茶の香りが消えず、風味豊かに仕上がります。

一方、掛川駅から車で15分、日坂宿(にっさかしゅく)にある「岡田製パン」では、1日に200個を売り上げたこともあるという「岡パンのメロンパン」(200円)を販売。

「岡パンのメロンパン」は、一般的なメロンパンが、周りをサクサクのクッキー生地が覆うのに対して、まったく異なる、ふわふわした見た目が特徴。

割ってみると、中にはクリームが入っていました。

クリームパンのような見た目で、どうしてメロンパンと呼ばれるのでしょうか。

その理由を聞くと、当時、新商品だったクリームチーズパンを、余っていたメロンパンの袋に入れて販売したところ、人気になり、40年以上そのまま売り続けているという事実が判明。

「メロンパンじゃない!?メロンパン」の秘密が明らかになりました。

多国籍料理が集まる三河安城

三河安城駅のある安城市は、豊田市の隣ということで、周辺に化学製品やトヨタ自動車関連の工場が立ち並び、そこで働く多くの外国人が暮らしています。

そんなニーズに合わせ、三河安城駅周辺は、さまざまな国籍の料理店が集まる街になっていました。

三河安城駅から車で10分の場所にある、「本格インドネシア料理 プランギ」は、バリ島出身の店主が2年前にオープンしたお店で、本格的な味が味わえるとユーザーから人気を集めています。

三河安城エリアは、日本に移り住む外国人にとって、住みやすい街に、日本人にとっては、海外の本格料理が味わえる場所となっていました。

多国籍グルメが集まる三河安城で、聞き込みを行い、多く名前があがったのは「北京飯」。

三河安城駅から徒歩3分の場所にある「北京本店」では、「究極の北京飯」(663円)として販売されていました。

トッピングの唐揚げは、地元のブランド豚「三河ポーク」のもも肉をスライスし、塩と醤油で味つけした衣を使用。

醤油、砂糖、お酢をブレンドした特製の“北京飯のタレ”を加えたとき卵を、火を入れることたったの8秒。そのまま、ご飯にのせ、最後に豚の唐揚げを3つ並べて完成です。

この唐揚げは、1枚50円でいくらでも追加が可能。地元のお客さんだけでなく、地方からのお客さんも足繁く通い、多いときには1日に500杯以上も注文されるといいます。