世の中には無用の長物と言われるものが数多ありますが、地肩の強いADほど無用かつ才能の無駄使いと呼べるものはないでしょう。

文字にすると六法全書数冊分と言われるほど多種多様な仕事をこなすADですが、そんな彼らの辞書にすら「ピッチング」「遠投」といった文字はありません。

「強肩のAD」は数十年後には何かのことわざとなっているかもしれませんので、早めに覚えておくことをオススメします。

今週は「ロケ弁」という仕事を英語でご紹介。

新人ADの加藤くんは、時速160キロでロケ弁を投げることができる

これを英語でいうと…

The new assistant director Kato can pitch a location craft service lunch box at 160 kilometers per hour.

Point:location craft service lunch box =ロケ弁

日本の撮影現場などでよく出てくる“ロケ弁”ですが、海外ではケータリング業者が様々な食事を出すことが多いようです。

ケータリングは英語で“catering”と書きます。料理を賄う・食事を出すという意味の“cater”が進行形になったものなんですね。

ちなみに日本でもスタジオ撮影だと、ケータリングサービスが提供される事も多いです。