フジテレビ『めざましテレビ』内企画「アカデミーアテテミー」では2月5日(水)〜7日(金)の3日に渡り、世界最高峰の映画の祭典「第92回アカデミー賞授賞式」で発表される作品賞、主演女優賞、主演男優賞を予想した。

今回のアカデミー賞授賞式は、現地時間9日にアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、WOWOW で生中継される予定だ。

「アカデミーアテテミー」企画で受賞者及び受賞作品予想を展開するのは、映画評論家の有村昆、フジテレビアナウンサーの軽部真一、そして WOWOW生中継へのゲスト出演が決まっている中島健人(Sexy Zone) の3名。

6日(木)に放送された「アカデミーアテテミー」での主演女優賞予想では、実在したミュージカル女優“ジュディ・ガーランド”の47年間の生涯を描いた映画「ジュディ 虹の彼方に」より“レネー・ゼルウィガー”で満場一致の結果に。

中島は「“ブリジット・ジョーンズ”(レネーの代表作『ブリジット・ジョーンズの日記』より)どこ行った?レネー・ゼルウィガーどこに出てんの?あ、この人!?ってくらい、もう“ジュディ”そのものでした」と絶賛。

有村は「白人と黒人の(受賞者の)バランスを取るために、シンシアさんが入るかなと思ってる部分もある」と、「ハリエット」で主演を務めた“シンシア・エリヴォ”の名前を挙げた。

「ハリエット」も「ジュディ 虹の彼方へ」と同じく、実在した女性の人生が題材となった作品で、奴隷の身分にあったハリエットが主人の死をきっかけに逃亡し、多くの奴隷の逃亡を手助けする勇姿が描かれている。

そして7日(金)に放送された「アカデミーアテテミー」での主演男優賞予想もまた、「ジョーカー」で主演を務めた“ホアキン・フェニックス”で 3 人ともに一致。昨年10月4日に公開され、全世界で話題となった映画「ジョーカー」は、 アメリカのDCコミックスに登場する悪役“ジョーカー”がどのように誕生したかを描いた作品で、第 76回ベネチア国際映画祭では金獅子賞を獲得している。

中島は「ホアキンが獲らなきゃアメリカが泣く!」と熱く語り、作品のために 23kgもの減量を果たしたというホアキンの役作りを「あの(骨の浮かび上がった)後ろ姿も、ジョーカーを思わせるような不気味さがある」と指摘した。

そんな中島の予想を「ケンティー(中島)鋭いですね」(有村)「予想しているだけでなくコメントがいいですね」 (軽部)と、2 人も絶賛し、「ホアキンじゃなかった場合の次点を予想しましょうよ!」とシフトチェンジ。有村は、ハリウッド黄金時代の光と闇を描き、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという 2 大スターの共演で話題を呼んだ映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」からレオナルドの名前を挙げた。

また、今回のアカデミー賞候補作品について有村は「多様性が見どころ」とし、「LGBT 問題や貧困問題を取り上げた作品や、(韓国映画の)「パラサイト」も作品賞をとる可能性が十分にある。Netflixから、「アイリッシュマン」 と「マリッジ・ストーリー」という対照的な2作品もノミネートされている」と評した。

現地のレッドカーペットでのリポート役を控えた中島は「ワクワクが止まらない!早く行きたいんですよ。「レオとブラピがツーショ(2人)で歩いて来て、そこに挟まれる“俺”みたいな(笑)」と興奮した様子。

ノミネート作品出演者をはじめとするスターたちを授賞式へ見送る中島の雄姿も必見だ。