黒羽麻璃央さんをはじめとする人気舞台俳優陣が、野球大会を開催しました。
「コロナ禍であっても、ライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合いたい」という思いから、黒羽さんが昨年、立ち上げた「ACTORS☆LEAGUE」プロジェクト。
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その第2弾となる「ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2022」が今年も東京ドームで開催され、舞台をメインに活躍する人気俳優34名が、黒羽さん率いるBLACK WINGS(以下BW)と、和田琢磨さん率いるDIAMOND BEARS(以下DB)に分かれ、熱戦を繰り広げました。
さらに、今年は両チームの監督にEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチさん(BW)、NON STYLEの井上裕介さん(DB)が就任。かつての野球少年たちの真剣勝負を見守りました。
EXILE・ケンチ「ダンスで培った熱いソウルで悲願の初勝利を!」
開演時刻の午後5時ちょうどに会場が暗転すると、バックスクリーン前の特設ステージにオープニングアクトを担当するZIPANG OPERAが登場。残念ながらメンバーのspiさんが欠席となったことに、福澤侑さんは「spi兄がいないのは僕たちも悲しいですが、配信で見ているそうなので、気持ち的には4人で盛り上げたい」と力強くアピール。
3曲を披露した後に、「ACTORS☆LEAGUE 2022 in baseball開幕します!」と開会を宣言しました。
続いて、両チームの選手と監督が入場。橘監督は「野球はまったくわかりませんが、ダンスで培った熱いソウルで悲願の初勝利に向け、盛り上げていきたい」と意欲十分。井上監督は投げキスをしながらゆっくりと登場し、「監督として選手のみんなの足を引っ張らないようにしたい。皆さん、楽しい夏にしてください」と呼びかけました。
さらに、解説の三浦宏規さんは「気合いを入れて、自前のスーツで来ました。僕はジャイアンツのファンクラブに入っていて、全試合観ているぐらいの野球好きなので、ガチの解説をしたい」。同じく、解説のおばたのお兄さんは「盛り上がっていき、まーきのっ!」と持ちネタを交えて、呼びかけました。
選手宣誓はキャプテンの黒羽さんと和田さんが担当。
「宣誓!我々選手一同は、スポーツマンシップとアクターズシップにのっとり、野球の力を信じ、エンターテイメントの力を信じ、最後の一球まで諦めずに、最後の瞬間まで楽しみ、正々堂々戦い抜くことを誓います」と力を込めました。
黒羽麻璃央「悔しいに尽きる!3日は眠れない」と無念の連敗
ゲームは1回表にBWが1点を先取したものの、1回裏にDBが2点。2回裏にさらに2点、3回裏にも4点を追加し、気がつけば1-8と大差が。勝負はついたかと思いきや、4回表にBWが反撃を開始。西川俊介さんのセンター超え3ベースヒットなどで5点を返し、6-8と僅差に。
途中、高橋健介さんが助っ人として緊急参戦したり、解説の2人が代打に入ったりと盛り上がりをみせたものの、点差は変わらず。6-8で今年もDBが勝利をおさめました。
そして、両チームの選手がホームベース前に整列したところへ、マスクを装着した怪しい審判が登場。マスクを外したその人物は、スペシャル審判の鈴木拡樹さんで「ゲームセット!」と宣告しました。
鈴木さんは「すごい試合でビックリしました」と振り返り、「今日はシャワーだけじゃなく、ちゃんとお風呂につかろうか」と熱戦を終えた選手たちに労いの言葉を。
閉会式に入り、BWの橘監督は「自分に何ができるのかと模索しながら見ていましたけど、最終的に選手の皆さんと一緒に楽しむということにたどり着きました。野球ができない自分が不甲斐なく、めちゃめちゃ悔しいです。まずはバッティングセンターへ行って、練習から始めたい」。
続けて、「BWの皆さん、感動をありがとうございます。素晴らしい試合でした。そして、DBの皆さん、完璧な野球を見せていただきました。来年、もし開催されるのなら、また呼んでいただけたらうれしいです」とメッセージしました。
黒羽キャプテンは「いやぁ~、DBが強い!『かなわんわ』って感じでした。でも、うちのチームも一生懸命やってくれました。敗因は、最後に僕が打てなかったことです。全責任は僕にあります。BWの選手の皆さんには二重丸、花丸をあげてください。悔しいに尽きる!3日は眠れない」と悔しそうな顔でいっぱい。
一方、勝利したDBの井上監督は「正直、僕は何もやっていなくてワーワー言っていただけなんですけど、キャプテンの和田くんがみんなをまとめてくれて強いチームになりました。最後のバッターが麻璃央って、まるでドラマのような流れになったのは素晴らしかったと思う。両チームともお疲れさまでした」。
和田キャプテンは「たまたま我々の勝利となりましたが、最後の最後まで選手ひとりひとり、お客様ひとりひとりがゲームを楽しんでいる空間の一員になれたことがうれしいです。世の中には大変なことがいっぱいありますが、こうしてみんなで前を向いて力強く進んでいけば、必ず明るい未来があると思っています。また来年も開催できることがあれば、そのときは会場で大きな声援を送ってください」と呼びかけました。
授賞式が始まると、プレゼンターの鈴木拡樹さんがタキシードに着替えて再登場。各賞の受賞者を発表し、副賞を手渡しました。
最後はプロジェクトの発起人・黒羽さんからあいさつが。「2年連続でこの場所に立てていること、明るいニュースだけじゃないこの時代に、今がすべてだと思える瞬間をつくり上げたこと、前を向く力をこの場所で生み出せたことをうれしく思います」。
そして、「終わってしまう寂しさはありますが、人間って欲深い生きものだなと。来年のことはまったく考えていなかったのですが、(試合を)やっている最中、今、話している最中に『来年はどうしようかな』と考え始めている自分がいます。このままじゃ終われない!」と本心を明かし、「この『ACTORS☆LEAGUE』は皆様の日常における楽しみや、胸が躍るようなコンテンツとなるように、これからも精進してまいります」とメッセージを。
その後、両チームの監督、選手、解説者、プレゼンターの全員でテーマソングにあわせて広いドーム内を1周。スタンドをうめたファンの皆さんに感謝を伝えました。
【参加メンバー&各賞受賞者】
監督:橘 ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)(BW)、井上裕介(NON STYLE)(DB)
キャプテン:黒羽麻璃央(BW)、 和田琢磨(DB)
BLACK WINGS チームメンバー(五十音順) :阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、丘山晴己、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、立石俊樹、永田聖一朗、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田 凌、八木将康
DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順): 石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、 北園 涼、小南光司、椎名鯛造、高野 洸、富田 翔、鳥越裕貴、松井勇歩、松島勇之介、結城伽寿也、横山真史
ビアボール売り子/助っ人/乱入した猫:高橋健介
ゲスト解説:三浦宏規、おばたのお兄さん
オープニングアクト:ZIPANG OPERA(佐藤流司、福澤 侑、心之介)
スペシャル審判/プレゼンター:鈴木拡樹
【各賞受賞者】
勝利チーム賞:DB
MVP:鳥越裕貴(DB)
フェアプレー賞:西川俊介(BW)
ファインプレー賞:和田琢磨(DB)
ハッスル賞:丘山晴己(BW)
ビアボール賞:有澤樟太郎(BW)
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