依頼者にとことん寄り添う人情家な一面にお人よしすぎるとあきれながらも、次第に福山玄之介(間宮祥太朗)に引かれる真行寺小梅(波瑠)。
玄之介もまた、小梅に仕事上の尊敬の念以上の思いを抱き始めていたが、その先にはまだ踏み出せずにいた。
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そんな2人のもとに、10年越しでマンション購入の自己資金を貯めた会社員・飯星靖子(真飛聖)から、築19年の中古マンションを購入してリノベーションしたいと依頼が入る。
ヘンテコな間取りに目がない靖子は、独身ならではの遊び心に富んだ部屋にしたいといい、間取りを見るのが趣味の“マドリスト”だけあって、すでに自分の理想をかなえるリノベプランを考えていた。
ところが、そんな靖子に「まるふく工務店」を推薦したのが寅之介(落合モトキ)だと判明。寅之介は自分が靖子に中古マンションを販売し、リノベーションをまるふく工務店にあっせんしようと考えたのだ。
そんな寅之介の図々しい振る舞いに、玄之介と小梅は開いた口がふさがらないが、それでもさっそく、竜之介(吉野北人)に図面を引いてもらうことに。
しかし、靖子の希望をすべてかなえると予算は大きくオーバー。そこで、予算内におさまる2つのプランを提案すると、優柔不断な靖子は究極の2択に頭を抱えてしまう。
会社の利益のため一刻も早く契約にこぎつけたい寅之介は、靖子の希望をすべてかなえるために予算を増額したローン計画の変更を提案。靖子の人生設計を無視した弟の強引なやり方を見かねた玄之介は…。
その頃、「グローバルステラDホーム」の有川拓(原田泰造)は、長年温めていたある計画を実行しようとしていた。それは、かつての上司だった蔵之介(遠藤憲一)にも関わることのようで…。