白熊楓(杏)は風見慎一(大倉孝二)から1人で調査案件を担当してみないかと聞かれる。
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小勝負勉(坂口健太郎)は、第一審査局の応援要請で建設会社の談合案件の手伝いに行っていた。
不安げな白熊に、風見は小勝負が「白熊さんにはまだ早い」と言っていたと話す。すると白熊は、この案件を無事に解決して小勝負を見返してやると意気込む。
調査案件は大手通販サイト「三ツ星マーケット」の自社オリジナルブランド「アンカレント」の再販売価格維持。再販売価格維持とは、メーカーやブランドが販売店に対して指定した価格で売るように圧力をかけること。販売店は、自社で値段がつけられないため競争が阻害される。
風見は三ツ星マーケット社長の山辺純次(姜暢雄)か、ブランド事業部長の黒崎美佐子(雛形あきこ)の指示だろうと白熊に話す。
白熊が風見とネット通販会社を回ると美佐子の名で値引きを禁止するメールが届いていた。白熊は許可を取って三ツ星マーケットに立入検査を行うことに。
すると、美佐子はメールの差し出しなどを認め、山辺も調査に協力的。白熊は立入検査を打ち切り、美佐子たちに期日までの書類提出を求める。
しかし三ツ星マーケットには、再販売価格維持以外に隠していることがあった。