加藤シゲアキさんと斉藤壮馬さんが名作を朗読します。
作家の知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくトークバラエティ『タイプライターズ~物書きの世界』(フジテレビ ※関東ローカル)。
MCは、加藤シゲアキ(NEWS)さんが務め、進行は、宮司愛海フジテレビアナウンサーが担当。
8月20日(土)の放送は、ゲストに声優の斉藤壮馬さんと、小説家の恒川光太郎さんを迎えます。
今回の「芸能人ゲスト」は、声優の斉藤壮馬さん。
斉藤さんは、2010年声優デビュー。『ハイキュー!!』(TBS)や『アカメが斬る!』(TOKYO MXほか)などに出演し注目を集め、2015年第9回「声優アワード」で新人男優賞を受賞した実力派です。
2017年には、ソロアーティストとしてもデビューし、その後、アニメからラジオ、歌手、朗読とマルチに活躍。
読書家である両親や祖父母の影響で、実家には本があふれていたという斉藤さんは、多いときには月20冊くらい読むといいます。
そんな斉藤さんが愛してやまない作家として紹介するのは、小説家の恒川光太郎さん。
恒川さんは、本番組が初のテレビ出演。2005年に「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞し、小説家デビュー。
1作目にして、第134回「直木賞」にもノミネートされ、瞬く間に注目を集めました。
ホラーとファンタジーをベースにした唯一無二の作風で、熱烈な読者と絶大な支持を得て、その後も数々の名作を世に送り出しています。
そんな恒川作品の中で、斉藤さんが特にオススメの一冊としてあげたのは「夜市」。
「最初の1ページ目で『好き』と思った。恒川さんの作品は、冒頭から引き込まれる」と熱く語ります。
そんな『夜市』の冒頭を斉藤が朗読。さらに、斉藤さんがセレクトした物語の重要なある場面を、斉藤さん&加藤さんが朗読することに…。
2人の朗読を聞いた恒川さんは「感激しました」と大絶賛します。
「夜市」を中心に、最新作「箱庭の巡礼者たち」の魅力や、執筆の源となったスポットや作品、恒川さんが体験した不思議な心霊現象など、恒川ワールドの世界を深掘りしていきます。
作家活動10周年!加藤シゲアキが執筆秘話を明かす
また、加藤さんの作家活動10周年を記念して特別企画を実施。
盟友・中村文則さんや羽田圭介さんをゲストに迎え、加藤さんのこれまでの作家生活の軌跡を振り返ります。
2012年、作家デビューとなった「ピンクとグレー」は、累計発行部数45万部突破。
その後も、ドラマ化もされた「傘をもたない蟻たちは」や、第164回「直木賞」と第18回「本屋大賞」にもノミネートもされた「オルタネート」など、数々の作品を手がけてきた加藤さん。
10年という節目を迎え、執筆を始めたきっかけについて聞かれると、「“文化人”って呼ばれたかった(笑)。小さいころから小説家の憧れはあったし…」と素直な気持ちを明かします。
さらに加藤さんが「僕の生きてきた10年間の生き様で学んできたことを形にした」と熱く語った最新作についても紹介します。
『タイプライターズ~物書きの世界』(関東ローカル)は、8月20日(土)10時25分より、フジテレビで放送されます。
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/typewriters/
公式Twitter:https://twitter.com/cxtypewriters