城島茂さんが「事業承継」について再び学びます。

『社長・城島茂と学ぶ事業承継~その企業の熱意と決意』が、8月13日(土)15時から全4回にわたってBSフジで放送されます。

この番組は、現代の日本において深刻な問題となっている中小企業の後継者不足と、その課題解決に向けた支援を行っている中小企業庁、事業承継・引継ぎ支援センターの取り組みを紹介するもの。

昨年4月に「株式会社TOKIO」を立ち上げ、社長へと就任した城島さん(TOKIO)がナビゲーターを務め、事業承継にかかわる中小企業の経営者と専門家の話を聞きながら、事業承継についてともに学んでいきます。

2021年に全5回で放送され、新米社長として“事業承継”へ興味を示し、企業経営者や専門家へ積極的に質問をぶつける城島社長の真摯な姿勢は、大きな反響を呼びました。

フジテレビュー‼では、13日に放送される「親から子へ アトツギの挑戦」を紹介。新シーズンも、城島社長ならではの柔和な空気と鋭い視点で番組を進行します。

「アトツギ甲子園」を勝ち抜いた3人の後継者候補と対面

1年ぶりの再スタートに際し、城島さんは「自分も株式会社TOKIOを立ち上げたなか、この番組を通して、社長として襟を正すといいますか、大事なことがいっぱいあるなと」と、前シーズンを振り返り、「これは日本にとって大切な問題なので、(視聴者にも)事業承継のことをたくさん知っていただきたい」とコメントしました。

番組では、「事業承継」の3つの形についておさらいを。

事業承継には、経営者である親から息子や娘など親族に継がれる「親族内承継」、社内で働いている従業員に継がれる「従業員承継」、株式や事業の譲渡により、他の事業者や個人に継がれる「M&A」の3つのパターンがあります。

その中から今回は、「親族内承継」へと取り組む3人の若き後継者候補が登場します。

まずは「アトツギ甲子園」について説明が。アトツギ甲子園とは、中小企業庁が開催するビジネスコンテストで、今年3月に第2回大会を開催。全国138名の応募の中から、予選を通過した15名の“アトツギ(後継者候補)”が、ファイナリストとして最終審査発表会に進出しました。

そこから、最優秀賞に輝いた「株式会社ホリタ」(福井県)の堀田敏史さん、優秀賞の「早川みそしょうゆ株式会社」(宮崎県)の早川薫さん、同じく優秀賞の「斎藤塗料株式会社」(大阪府)の菅彰浩さんをゲストに迎え、城島社長とトークセッションを行います。

3人の“アトツギ”の中で、すでに事業を承継しているのは堀田さんのみ。城島さんは、「どんなときに承継を考えたのか?」や「前職の経験が活きていることは?」といった質問をぶつけます。

そして、城島さんが「アトツギの皆さん同士で聞いてみたいことはありますか?」と促し、これから事業を承継していく立場ならではの共感ポイントや、直面している問題についての意見が交わされます。

城島社長が綴る“今週の一言”も引き続き、登場

また、堀田さんには、父・吉里さんが本心を明かしたVTRや、母親からは書面でのメッセージが届き、城島さんが親としての心情を慮(おもんばか)る場面も。

さらに、早川しょうゆみそ株式会社・代表取締役社長の早川洋さん、斎藤塗料株式会社・取締役社長の斎藤由美子さんがリモートで登場。我が子へと事業を託す心境を、城島さんに伝えます。

これからの中小企業を牽引していくアトツギ候補者との対話を終え、城島さんは「いろいろな分野において、次につなげなければいけないことって自分の中にもあるなと思いながらお話を聞いていたのですが、熱量って大事。すごく勉強になりました」と感想を。

最後は前シーズンでもおなじみだった、城島さんが今回の放送で学んだことを色紙へと綴るコーナーも。城島さんならではの“一言”に注目です。

番組公式サイト:https://www.bsfuji.tv/jigyoushoukei/