『個人差あります』第2話より、新川優愛さんのコメントが到着しました。

夏菜さん、新川優愛さん、白洲迅さんトリプル主演の土ドラ『個人差あります』(東海テレビ・フジテレビ系)は、突如、性別が変わってしまう「異性化」に翻弄される夫婦の物語。

ある日、夫が女性になったら――突然性別が変わる架空の設定、「異性化」を切り口に、夫婦や恋愛の多様なあり様を描くラブストーリーです。

異性化する夫役を夏菜(女性)さんと白洲迅(男性)さんが二人で一役を演じ、戸惑う妻を新川優愛さんが演じます。

原作は、「喰う寝るふたり 住むふたり」「モンクロチョウ」などで知られる日暮キノコさんの「個人差あり〼」(講談社「週刊モーニング」所載)。

新川さんが演じるのは、「異性化体質」の夫・磯森晶(夏菜/白洲迅)を支える妻・磯森苑子。苑子は、映画化された作品もある人気小説家です。

そんな新川さんが、コメントを寄せました。

真っ直ぐに相手のことを思う苑子に共感してくださる方がいたらいいな

<新川優愛 コメント>

――新川さん演じる苑子を、どういう役どころと捉えていますか?

どんなことがあっても夫を支えようという気持ちのある人。

「異性化体質」の晶に悩みますが、基本は自分が選んだ大切な人を守りたいと思っていて、視聴者の方に一番近い立場、寄り添える役になっているのではないかと思います。

――“二人の晶”と共演していますが…?

とても不思議な気持ちです(笑)。

今までは、夫でも彼氏でも、一人の男性を相手にお芝居するという経験しかなかったので、“女性になった夫”というのが、すごく不思議な感じでしたし、朝、目覚めて夏菜さんが横にいるというシーンも不思議でした。

それは、お芝居としても不思議ですし、そもそも私、女性とベッドで一緒に寝るという経験がなくて…(笑)。

でも、現場の雰囲気もいいですし、和気あいあいと楽しくやらせていただいています。

――大変なことも多いのでは?

難しいといえば難しい役ですが、どちらかというと今回の役は、自分の周りで起きることに一緒に戸惑って、悲しんで、苦しんで、怒りもあって…と、物事が起きたことに対して流れに身を任せられる。

自分で波を立てるという役ではないので、現場で監督と相談しながら、自然にやらせてもらっています。

――夏菜さんの晶はいかがですか?

夏菜さんが少年のような雰囲気の方なので、真っ直ぐに晶を演じている姿はかっこいいです。また、俳優として振りきった演技も、すごいと思う部分があります。

晶役を悩まれているというお話もされていましたが、現場を明るく引っ張ってくれていますし、そういう部分もすごいなと思いながら一緒にいます。

――白洲迅さんの晶の印象は?

白洲さんが演じる晶は、とても無邪気な感じです。その辺が夏菜さんの少年っぽい晶にリンクしているというか、見た目は違いますけど、どこか雰囲気が似ているような気がするんです(笑)。

夫側から見た妻や、家庭のことも描いているので、その辺の白洲さんの表情も楽しんでいただけると思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

「異性化」した晶と、夫婦のあり方を模索する苑子は、冷静に物事を受け止めている芯の強い女性だと思います。

自分のことより晶のために「異性化」を調べて勉強をして、後半ではさらに体を張って行動する部分もあるのですが、真っ直ぐに相手のことを思う苑子に共感してくださる方がいたらいいなと思います。

新しい描き方で、友人、夫婦、パートナーとの大切な繋がりを描いていく物語ですが、好きな人や物、大切なことに対して、自分に正直にまっすぐな気持ちで進める人が一人でも増えたら、うれしいです。

土ドラ『個人差あります』第2話は、8月13日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

<第2話 あらすじ>

「異性化」で女性になった晶(夏菜)は、突然の生理に戸惑うも、ドラッグストアの店員、真尋(紺野彩夏)に助けられる。

晶の妻・苑子(新川優愛)は、父親から「子どもを望めないなら別れなさい」と一方的に言い渡され憤るも、本当に晶と一生女同士の夫婦として生きていくことができるのか、と不安がよぎる。

見た目のみならず、だんだんと女性的な感情が芽生えるようになった晶は、尊敬している先輩の雪平(馬場徹)を意識し始めている自分に気づく。

雪平も晶を女性として見ている様子。そんな中、2人に出張が命じられて…。

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