「アレス電機」の下請けいじめを調査する小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たち第六審査(通称ダイロク)は、下請け会社をまとめていた丸川製作所の丸川俊春社長(吉沢悠)の協力を得ることに成功。
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各社の証言も得たため、いよいよアレス電機への検査が行われようとしたとき、ダイロクに六角洸介(加藤清史郎)の父親で検事の六角敦夫検事(羽場裕一)らが現れて検査に待ったをかけた。
下請けいじめの重要人物にもなっている柴野竜平(岡田義徳)に横領の疑いがあるため、検察の捜査を優先させてほしいと言う。敦夫の言うことを聞くしかないと半ば諦め気味の風見慎一(大倉孝二)だが、本庄聡子審査長(寺島しのぶ)は検察の捜査の邪魔はしないと断わる…。
数日後、ダイロクはアレス電機へ立入検査に出向く。しかし、そこに検察が踏み込んで来て、資料などを差し押さえてしまう。
検察は下請けいじめ調査に必要な資料は渡すと約束したのだが、送られた留置資料はわずかなもの。すぐに資料の調査は終わるのだが、小勝負は留置品にあった雑誌に興味を引かれている様子。
そんな中、極秘なはずの立ち入り検査の情報が、なぜ検察に漏れていたのかを桃園千代子(小池栄子)が疑う。立入検査の日取りを知っていて検察とつながりのある人物とは…?
そして、アレス電機が新たに下請け30社に発注書を出した。ダイロクメンバーたちは下請け業社が受注しないよう願うのだが、すでに丸川は引き受けていた。