和泉冴(吉川愛)は、「美南彼方」の名で小説家として活躍している、元国語教師の愛菜美(比嘉愛未)と再会を果たす。その愛菜美が「私の夫」といって冴に紹介したのは、新田正樹(中島裕翔)だった。
ショックを受けた冴は、シェアハウスに戻っても一睡もできないでいた。
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あくる朝、冴と園田莉子(畑芽育)は、朝比慎太郎(髙橋優斗)から、新たにシェアハウスの住人となる19歳のフリーター・村上晴翔(藤原大祐)を紹介される。
冴がアルバイトをしている「コアスパーク」では、セカンドパートナーを探すためのマッチングアプリ「セカプリ」の新規登録者獲得を目的に、イベント会社と組んでパーティを企画。社長の路加雄介(佐藤隆太)から意見を求められた冴は、相手がいるにも関わらず他の相手との出会いを求めること自体が理解できず、不倫を推奨するふしだらな場、などと発言する。
すると路加は、冴の言葉を遮り「自分の気持ちが満たされないとき、その心の隙間をパートナーだけじゃ埋められないことはよくある。その感情を否定する時代はもう終わった」と返す。
一方、正樹が勤める「モノリスエステート」は、管理しているタワーマンションの住人たちから、会計報告書に偽造が見つかったとして、賠償金3億円を求められていた。
正樹は、住人側のリーダー的な存在である医師・倉持の弱みを握って黙らせ、事態を収束させようと動き始めるが…。