福山雅治がクリエイティブプロデューサーを務める「長崎ブルーアイランズプロジェクト」 の一環として、昨年11月に長崎県庁で開催された「長崎ブルーアイランズ・ミーティング」の様子を収めたスペシャルムービーが、3月2日(月)より公開されている。

「長崎ブルーアイランズプロジェクト」 とは、長崎の島々から集まった高校生と大人たちが、島の未来を本気で考える取り組み。

今回のミーティングに参加したメンバーは、普段は会うことのない対馬、壱岐、五島列島等に住む、長崎の離島の高校生26名及び、Uターン・Iターン等の移住者を含む、各島で活躍する大人6名の計32名。

自身も長崎県の出身である福山雅治が中心となって会議を進め、全国的にも特に人口減少が大きな課題になっている各島の将来について、本気で考え、熱く話し合う様子が本映像からうかがえる。

ミーティングの冒頭、福山は「『島のためになることをしたい、でも、島にとどまり続けるのではなく、一度外に出て行きたい。一体どうすれば?』を出発点として話し合っていこう」と、離島に暮らす高校生たちの多くが抱える進路の悩みを、すくい上げるように呼びかけた。

ワークショップのテーマ「島で福山にやってもらいたいこと」に関して、「バスの車内アナウンスをやってほしい」との意見が。それを受けた福山が、すぐにアナウンス風の声音で「次は〜中五島高校前〜中五島高校前〜」と再現し、笑いを取る場面も。

「一度島を出たら帰ってこないかも、と思っていたけど、一度外に出てみてから帰るのもアリだなと思いました」と、1日を通して感じた思いを最後に発表する高校生。福山は「今、全てを決める必要はないと思う。一度外に出て、感じたものを島に還元することもできる。今思っていることは、“今”思っていることでいいと思うんです。」と語り、ミーティングを締めくくった。