業務田スー子さんが、茨城県の激安スーパー「セイミヤ」を調査しました。

6月29日(水)放送の『林修のニッポンドリル  開かずの金庫&スー子が行きたい北関東2大スーパー』では、茨城県の激安スーパー「セイミヤ」の秘密を、業務田スー子さんと、神田愛花さん、遼河はるひさんがリサーチしました。

※以下、いずれも値段は、撮影時の価格。商品の取り扱いは時期や、店舗により異なります。

漁港直送の鮮魚&少量サイズの「コストコ」商品を購入できる!

茨城を中心に19店舗を展開している「セイミヤ」で3人が訪れたのは、品揃えの良さから「魚のテーマパーク」と呼ばれる大洗店。

こちらでは、那珂湊(なかみなと)港という魚市場で競り落とした魚が、その日のうちに店舗に並びます。

「セイミヤ」では、近くの漁港から魚を仕入れ、箱に詰め替えずに直接店舗に運ぶので、運搬コストがほぼゼロ。

新鮮な魚を、安値で販売することができるのです。

ほかにも、地元では煮つけにして食べることが多い、モウカザメの切り身=「モカ肉」など、珍しい食材を扱っていることも、人気の秘密なのだとか。

さらに「セイミヤ」では、「コストコ」の人気商品を販売するイベントも定期的に開催。

「コストコ」では売っていない、少量サイズの商品も提供しています。

また、メロンの収穫量日本一の茨城でとれた、地元のブランドメロンなど約10種類のメロンも格安で販売。

即日完売必至の小ぶりの摘果(てっか)メロンは、浅漬けにして食べるのが地元流です。

メロンの浅漬けを試食したスー子さんは「生前がメロンだったとは思えない!きゅうりだよ!」と、コリコリ食感を絶賛しました。

「セイミヤ」ご当地食材売上番付1位は、水戸の伝統料理

「セイミヤ」で高い売り上げを誇る、ご当地食材のベスト3は、以下の通り。

【セイミヤ ご当地食材売上番付】
第1位 そぼろ納豆
第2位 じゅーじゅー焼きそば
第3位 あんこうの切り身

3位は、茨城を代表する海の幸「あんこうの切り身」です。

都内だと1パック1000円ほどする「あんこう」が、「セイミヤ」では、300円と超破格!

「セイミヤ」大洗店では、竜田揚げにしたあんこう、ピリ辛のラー油マヨネーズとレタスを自家製のパンではさんだ「あんこう竜田揚げバーガー」も人気です。

2位は、「じゅーじゅー焼きそば」。

1日100食売れるという、こちらの商品は、もちもちの蒸した太麺が特徴。那珂湊では、焼きそばがソウルフードなのだといいます。

地元の製麺所と那珂湊の和食店「すみよし」が60年以上前に、ご当地焼きそばの「那珂湊焼きそば」を開発。

旨味を加えるために、炒めるときに豚骨スープをかけ、肉を入れずに野菜と紅生姜で仕上げたお味は、神田さんによると「博多ラーメン」のよう。

1位は、水戸では知らない人がいない「そぼろ納豆」。

納豆に切り干し大根を加えて、塩やしょう油で漬け込んだ水戸の伝統料理で、普通の納豆にはない旨味とシャキシャキ食感がたまらない味わいです。

試食した遼河さんも踊り出すおいしさで、神田さんは「これを食べ慣れると、普通の納豆は食べられなくない?」と、食感にハマってしまったようでした。