6月27日、映画「ゴーストブック おばけずかん」の完成披露試写会が行われ、城桧吏さん、柴崎楓雅さん、サニーマックレンドンさん、吉村文香さん、神木隆之介さん、新垣結衣さん、山崎貴監督が登場しました。

本作は“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子どもたちを待ち受ける、数々の試練、新たな出会いと別れ、手に汗握る冒険と、子どもたちの成長物語を描いた作品です。

総勢500人以上の中からオーディションで選ばれた4人が、おばけに立ち向かう子どもたちを体当たりで演じます。

「おばけ図鑑」を映画化した山崎監督は、「(監督作)『ジュブナイル』から20年、子どもたちを主役にしたい映画を撮りたいと思ってました。そのタイミングでこの話があり、この子どもたちに出会えたので、手応えを感じて撮らせていただきました」と説明。

子どもたちについて「運命の、運命の4人です!」と称賛しました。

今作で、先生役として4年ぶりの映画出演となった新垣さん。作品を観た感想を聞かれると「ファンタジー作品が好きなので、とても良かったです」とにっこり。

「大人が見ても楽しめる映像や、エピソードも実生活で生かせるものがあり、初心に返るみたいな気持ちになりました」とコメントしました。

そんな新垣さんに、城さんは「新垣さんは、(作中以外でも)先生のようにまとめてくれて。僕のギャグにも唯一笑ってくれて嬉しかったです」と感謝。

それを受け、新垣さんは「ありがとう。桧吏のギャグ面白かったよ!」と優しい口調で返しました。

子どもたちが「おばけずかん」を手に入れるために訪れる、古本屋の謎の店主を演じた神木さんは、本作について「僕は、(子どもたちに)試練を与える側なので、完成するまでどうなっているかは分からなかったのですが、観た後に純粋に自分も頑張ろうと思いました」とコメント。

撮影中の子どもたちとのエピソードを聞かれると「すごく礼儀正しくて、そこまで頭下げなくていいよってくらい真面目で」と話しました。

城さんは神木さんに対して、「学校の話とか聞いてくれて、優しかったです。少しの時間でしたけど、幸せでした」と感謝を伝えました。

この日、劇中で登場するTシャツを着用してきた神木さん。最後にMCからの振りでTシャツに注目が集まると「実は映画の中で僕だけ着れてなかったので、今日着ちゃいまいした」と本作への愛をアピールしました。

作品概要

学校中で噂になっている、夜中に子供たちの枕元に現れて「願いを叶えたいか?」と耳元でささやく、白い布をかぶった謎のおばけ。

どうしても叶えたい願いがあった一樹(城桧吏)たちは、おばけに導かれるまま、どんな願いも叶えてくれるという「おばけずかん」を探すことに。臨時教員の瑤子先生(新垣結衣)と一緒に、あやしい店主(神木隆之介)のいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れるが、古本屋から出た外の世界は、もう彼らの知っている世界ではなかった――。

図鑑の秘密を知る図鑑坊(CV:釘宮理恵)の力を借り、おばけたちを相手に命懸けの試練に挑むことになる子どもたち。試練を乗り越えて、彼らはおばけを図鑑に封印することで願いを叶え、運命を変えることはできるのか?