映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」の2本目「最後の錬成」の公開記念舞台挨拶が6月25日に行われ、主演の山田涼介さん、本田翼さん、ディーン・フジオカさんらキャスト陣が登場しました。
原作の連載開始20周年の新プロジェクトとして、2017年に実写映画1本目が公開。本作はその続編となり、それぞれ5月20日(金)、6月24日(金)より二部作連続で公開されています。
今作で、映画「鋼の錬金術師」が完結を迎えます。
ディーン・フジオカ周りから“役いじり”を受ける
この日、山田さんは、演じたエドワード・エルリックに寄せた赤いロングコートで登壇。「『最後の錬成』ということで、真っ赤なコートでいいんじゃない」と、衣装担当と相談したことを説明。しかし「暑すぎて、熱が篭ってます」とつぶやきました。
そんな山田さんを、本田さんは「大丈夫ですよ、エドですねぇ」とフォローしました。
国軍大佐のロイ・マスタングを演じたディーンさんは、「最近、周りからの雑なフリが増えまして」と吐露。「(マスタングのように)『指パッチンで火出してよ』『今日雨降ってるから無能か』とネタにしてもらえるという、光栄な機会をいただきました」と明かしました。
山田涼介が弱点明かすも…「弱い、もう1個!」(本田)
トークセッションでは、山田さんが司会を務め、進行することに。
急な振りに山田さんは、「僕ですか、できないですよ司会なんて…」と嫌そうな顔を見せるも、マイクを手に取ると「さぁ皆さん本日はお越しいただき、誠にありがとうございます!MCを担当させていただきます、山田涼介と申します、よろしくお願いいたします」と一気に明るいトーンに。
「山田涼介に最後だから言える、『直してほしいところ』」の質問が、本郷奏多さんに飛ぶと「完璧すぎて、山田くんに直してほしいところは無いと思うんですね。ね、本田さん!」とパス。
本田さんは「山田さんの何でもこなせるところが嫌です。MCも嬉々としてやってるじゃないですか。何が出来ないんですか?これは嫌だってこと」と逆質問。
山田さんが「高いところが嫌いです」と答えるも、本田さんは「弱いです、もう一個!」とリクエスト。
山田さんは「出来ないことは多くて。作品によっての役作りっていうのは、みんな努力で補うじゃないですか。だからベースとして僕は、何も出来ないところからスタートしてて…」と語るも、本郷さんは「こういう謙虚さも素晴らしい。スター性だけじゃなく、お笑いのベースもあるし、すごいなと思います」と称賛しました。
また、蓮佛美沙子さんは、山田さんに「カメラのセンス」を直してほしいそうで。
「撮影中にスチールカメラマンさんから教わってて、景色が良いロケ地で撮ってもらったんですね、私も。後日送られてきた写真を見たら、私の肩が2倍くらいに肥大している写真で。どう撮ったらこの仕上がりになるんだろう」と暴露。
山田さんは「確かにセンスないですね。グループでインスタも始めたんですけど、カメラの使い方が本当に分からなくて…。女優さんの肩を2倍にしてしまってごめんなさい」と、頭を下げました。
渡邊圭祐「仙台を案内したい」、内野聖陽「イタリアロケに行きたかった」
と、ここでMCより「山田さん、1個目の質問を忘れてます」と指摘が。
なんと2ページ目から進行していたそうで、「このページが開かれていたから」と弁明する山田さんに、「言い訳するとこ直したほうがいいよ」(渡邊圭祐)、「認めなよ」(本田)と、ヤジが飛びました。
改めて山田さんは、1つ目の質問「エドのセリフ『ちょっと行ってくるわ』が印象的ですが、僕と一緒に行きたいところはありますか?」を展開。
渡邊さんは「地元・仙台に連れていきたいです。これまで25年間住んでたので、何でも知り尽くしているし、お教えします」とお誘い。山田さんは「それは本当に連れてってもらいたいな」と喜ぶと、渡邊さんは「お待ちしております」と歓迎しました。
栗山千明さんは「(山田さんと)接点があるかなと思って…。知識がありそうなので、山田くんオススメの場所に連れてってほしいです」と声を弾ませると、山田さんは「じゃあ、みんなを引き連れて行きましょう」と提案しました。
最後の内野聖陽さんは「イタリアロケに行きたかったね。コロナで(撮影が)オールCGになっちゃったんで、山田くんとアイスクリームでも食べたかったね」と回答。
無事に司会業を終えた山田さんでしたが、「なんで2ページ目から置いてあったんだろ?」とぼやきました。
<山田涼介 父役の内野聖陽に「クソ親父へ…」から始まる長文メッセージ>
<作品概要>
映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」全国公開中
配給:ワーナー・ブラザース映画
©︎2022 荒川弘/SQUARE ENIX ©︎映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会