毎週木曜22時より放送中のフジテレビ『アライブ がん専門医のカルテ』。このたび、北大路欣也と桑名愛斗がクランクアップを迎えた。

北大路が演じた脚本家・恩田京太郎は、松下奈緒が演じる恩田心の夫・匠(中村俊介)の父親。最愛の息子が意識不明のまま帰らぬ人になったことで、一時、自身を見失いかけたことも。しかし、心と、桑名が演じた心の息子で京太郎の孫・漣の存在によって、新たな生きる希望を見出すことができた。

これまで心を支え、救ってきた京太郎が、最終回では乳がんを再発した薫の病室を訪れる。京太郎が薫にかけた言葉とは―。

「 明るい希望を感じられる、そんな作品に携われたことが幸せ 」(北大路)

まず、クランクアップを迎えたのは北大路。北大路の最後の撮影は、心と漣とともに、薫の見舞いに訪れるシーン。最後のカットを撮り終え、「北大路欣也さん、オールアップです!」とスタッフから声が上がると、松下から花束が贈られた。

役作りにおいて、髪型を自身初のかき上げヘアにして挑んだ北大路は、「初めて演じた役柄で戸惑いもありましたが、慣れてきたかなと思ったら終わりを迎えてさみしいです。ドラマの中の家族たちに支えられ、励まされ、時にかわいい孫の漣くんに鍛えられながら(笑)、撮影することができました」と、撮影を振り返り挨拶。

さらに、「この作品の患者さんに寄り添う姿勢に感動しました。明るい希望を感じられる、そんな作品に携われたことが幸せです」と、作品への思いを語った。

続いて、クランクアップを迎えた桑名の最後の撮影は、桜が舞う中、進級した漣が友達と登校するシーン。最後のカットを撮り終えると、“心ママ”がサプライズで登場!この日は午後からの撮影予定だった松下だが、“最愛の息子”のために予定を早めて収録現場に駆けつけた。

桑名は「撮影楽しかったです!ありがとうございました!」と笑顔で挨拶。そして、桑名からもサプライズプレゼントとして、松下や監督らに直筆の手紙を渡し、現場には満開の桜のような笑顔が咲いた。