6月15日、広瀬すずさんと松坂桃李さんがW主演を務める、映画「流浪の月」のトークショーが行われ、広瀬さんと李相日(リ・サンイル)監督が登場しました。
イベントでは、当初、4時間の取れ高があったもののカットされたというシーンの話題に。家内更紗(広瀬)と佐伯文(松坂)が電車に乗って旅立っていくという、幸せを予感させる“幻のラストシーン”の存在が明かされました。
広瀬さんは「『ラストシーンどこにいっちゃたんだろう…』と初号試写を見てびっくりしました」とコメント。
李監督は「あれがあると満たされてしまっているというか、余韻がなかった。(自分が)見たい2人の姿を見せて終わってしまった気がして」
「その後の2人の姿は、お客さんが自分の映像として見てほしいシーンだった、と撮影後に気づきました。電車を借りて撮影するのは大変なのにね!」と苦笑いしながら解説しました。
イベントの最後には、今月19日に24歳の誕生日を迎える広瀬さんに、李監督からサプライズで花束が贈られました。
李監督の「誕生日おめでとう!」の発声に「え?李さんにお祝いしてもらうなんて嬉しい!」と喜ぶ広瀬さん。
「流浪の月」への参加について改めて「自分の中で大きな何かが生まれて、頑張ろう!と思えた」と話し、「24歳になっても頑張りたいというか、李監督ともっともっとご一緒できるように努力をしていかなければいけないな、とクランクアップからずっと思っています」と抱負を語りました。