放送18年目を迎える『よ~いドン!』。

このたび、番組MCの円広志さんが、その有り余る音楽への情熱を注ぎ込み、演歌界の若き実力派・辰巳ゆうとさんと初タッグを組み、『よ~いドン!』のオリジナルソングを制作。

11月21日(金)から開催される『カンテレ祭り!2025 よ~いドン!&とれたてっ!フェス』では、ステージで生歌唱を披露することが発表されました。

円広志がほれ込んだ美声!自ら熱烈オファー

はじまりは、円さんの「お客さんともっと感動を分かち合いたい」という熱い思いでした。

昨年大盛況だった『よ~いドン!フェス』をさらに盛り上げるべく、オリジナルソングの制作を決意。その歌い手として、かねてよりその類まれな美声と表現力に注目していた辰巳さんに、自ら熱烈オファー。これを辰巳さんが快諾し、今回のスペシャルプロジェクトが動き出しました。

9月16日(火)、大阪市内のスタジオで行われたレコーディング。コントロールルームの後方に座る円さんの姿は、番組で見せる“おもろいおっちゃん”の面影はなく、まさにアーティスト・円広志。

円広志

しかし、辰巳さんがブースに入り、その第一声を発した瞬間から、円さんの表情はみるみるうちに和らいでいき、「いいですねぇ」「素晴らしいわ」と賛辞が止まりません。

円さんが「ここはもう少し力強く」とアドバイスを送ると、辰巳さんはそのイメージを完ぺきに具現化。抜群の修正力と表現力に、円さんは「すごいわぁ、すごい」と感心しきりでした。

円さんは、絶大な信頼を寄せながらも「完ぺきと言いながら、もう1回歌ってもらうけど」と、さらなる高みを目指して微調整を重ねます。

辰巳ゆうと

その歌声に引き込まれるように、円さんはときに椅子から立ち上がって、うなずきながら聴き入り、間奏では辰巳さんに大きく手を振り、OKサインを出す場面も。

収録後、円さんは「辰巳さんは、最高のボーカリスト。いやぁ、まいった、恐れ入ったわ」と惜しみない賛辞を送りました。

辰巳さんは「円先生の曲がいいからですよ」と、うれしそうに照れ笑いを浮かべました。

楽曲制作の詳細は今後、随時発表。フェス最終日の11月24日(月・振休)には、扇町公園のステージで、観客を前にした初の生歌唱も披露。フェスの入場券を購入したお客さんが、観覧できるフリーライブとなる予定です。

辰巳ゆうと さんプロフィル

1998年1月9日生まれ、大阪府藤井寺市出身の27歳。祖父の影響で演歌に親しみ、2018年『下町純情』でデビュー。『第60回 輝く!日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞。歌謡界の若手ホープとして、甘いルックスとまっすぐな歌声で幅広いファン層に支持されている。

『よ~いドン!』にも何度も出演。今年6月には、「となりの人間国宝さん」で円さんと一緒にぶらり歩きも経験した。