<アン ミカ&長谷川忍&宮舘涼太 コメント>

――収録はいかがでしたか?

アン ミカ:絶景ってSNSでもよく見るし、正直だいぶ知っていると思っていたんですけど、今回紹介されたのは、知らないことばかりでした!夜のウユニ塩湖の美しさは知らなかったですし、ピラミッドも真上から見るとあんなふうに見えるのか…と。スポットとしては知っているものも、想像を超える見応えでした。

宮舘:どのVTRも、ただのスポット紹介というだけではなく、そこからまた深掘りするから知識として知ることができることも多くて面白かったです。「贅沢(ぜいたく)な世界旅行をさせていただいている」という気持ちになりました。

長谷川:昔の人がつくる建造物のすごさも知れました。何万年前とかにつくっているのに、いろいろなことが考え尽くされていて、昔の人の知恵を感じられて楽しかったです。自然と人類が共存している感じも見られて良かったなと。

アン ミカ:広く感動がありましたよね。宗教とか、死者のむかえ方とか、生死への考え方とか国ごとにも違いがあって…。

長谷川:意外と景色だけじゃなく、ちょっとした知識も学べるというのが良かったですね。

――これまでに絶景を見て、思わずとってしまった行動や印象的なエピソードはありますか?

アン ミカ:私はよく登山もするんですが、ハワイのキラウエア火山の火口ぎりぎりまで行ったことがあるんです。火山を見ると、地球の息吹や躍動、地球が生きているということをすごく感じるんですよね。地球に私たちが住まわせてもらっているんだと、すごく謙虚な気持ちになりました。あれは、圧巻でした。満天の星にも感動しましたね。

宮舘:絶景を見たときって、人間って止まりません?たぶん、言葉も出なくて。その絶景を目に焼きつけて、持ち帰って、記憶をたどって人に話すという…そういう力が絶景にはあるなと思っています。絶景を見て伝えたいという気持ちになったり、その絶景をまた一緒に見に行ったりして…絶景から人とのつながりも感じられるのではないかと思います。

長谷川:絶景を見たら、今はみなさん写真を撮ると思うんですが、僕は撮らずにあえて感じるだけにしようと思っていたんです。自分の目がすべてなので、デジタルなんかに私は頼らないぞ!と思って目に焼きつけていたんですよね。一緒にいる人たちが写真撮っていたら「ああ、おろかだな」と思いながら…。

宮舘:そこまで思わなくても!

長谷川:(笑)。でも、数日後、またあの絶景を見たいなと思っても写真を撮っていないので見られなくて、結局見せていただくという一番おろかな行動をしちゃって(笑)。

宮舘:後悔しているじゃないですか(笑)。

長谷川:でも、その瞬間は本当に目に焼きつけなきゃって思っているのよ。「これで撮るのは、なんか違うような気がする」って。といいながらも、やっぱり写真を撮ってしまう自分もいます。先ほど番組で出した写真も、改めて見たら思いのほか良かったなと思って、やっぱり撮って良かったなと思いました。

アン ミカ:あれよかったよね、本当に!

長谷川:いやでも、アン ミカさんのあとなんで自信がなかったですけどね。嘘みたいなきれいな世界見せられて!

アン ミカ:旦那さんが映像系のこともしている人なんで、いつも撮影してくれて助かるんですよ(笑)!

長谷川:ほんと、ポスターみたいだなと思いましたよ、すごく美しかったんですけど。まあ僕のも味があって良かったのではないかと。今後も、かっこつけてとっていきたいなと思いました(笑)。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

アン ミカ:今、悩みがある方は、これだけ壮大なものを見るとそんな悩みがちっぽけに思えるかもしれません!実は、自分の身近にも不思議な現象や美しいものがちりばめられているかもしれないみたいな気持ちになれると思うので、世の中っていろんなもので作られているんだなと思って心を軽やかにしてほしいなと思います。

宮舘:この番組が旅行に出かけるきっかけになるのではないかと。「この景色を見てみたいから行ってみる」とかプランを立てやすいかもしれません!知らないことも、たくさんあると思うので勉強になる内容になっているかと思います。

長谷川:どの映像もすごいですが、映像をみて「くらったな~」と思ったら、ぜひ行ってみるのはアリなのではないかと思います。

宮舘:それ、僕が言いました!

長谷川:(笑)。もしかしたら、普段の生活の中にも絶景が…。

アン ミカ:いや、それ私言ったよ(笑)。