人間の記憶力は、「一般的に20歳を境に低下していく」と言われています。
これは年齢を重ねていくうちに人生経験が増え、記憶していく量そのものが増えていることが原因となります。
さて、2020年以降、私達の海馬(長期記憶を司る脳の部位)を刺激するたくさんの、新用語が登場しました。
抗原検査、副反応、不織布などの漢字はもちろん、パンデミック、クラスター、オーバーシュート、ロックダウン、ソーシャル・ディスタンス、ニューノーマルといった耳慣れない外来語も数多く聞かされました。
中でも、一度で聞き取れる日本人が皆無だったのが「次亜塩素酸ナトリウム」。人生経験が増し、記憶量が増えている我々にとって迷惑この上ない名称です。
父はアルコール依存症、母は次亜塩素酸ナトリウム依存症です。
「父はアルコール依存症、母は次亜塩素酸ナトリウム依存症です。」を英語で言うと
My father is an alcoholic and my mother is addicted to sodium hypochlorite.
Point: アルコール依存症 = alcoholic
例文では依存症の意味で alcoholic と addicted の二つの表現を使っていますね。
ワンポイントとしてalcoholicをもじって、holicを語尾付けた○○中毒という言葉がいくつかあります。
例えば、仕事中毒 = workaholicは本来造語でしたが、使用が一般化したことで今では辞書にも収録されています。
shopaholic = 買い物中毒、や chocoholic = チョコレートが大好き のように自分でholicを語尾につけて○○中毒という造語を作ることが出来れば、ワンランク上の英会話ができますね。
「alcoholic」ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!
フジテレビ×芸人・永野×「試験に出ない英単語」中山のコラボ企画。金曜日のくだらないけどためになる英会話=「金ため英会話」は、笑いながら楽しめる様々なシチュエーションを毎週金曜日にお届けします。