神尾楓珠さんが主演を務める映画「恋は光」の完成披露試写イベントが5月16日に行われ、神尾さん、西野七瀬さん、小林啓一監督が登壇しました。

この作品は、秋★枝さんによる同名コミックが原作。“恋する女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋が描かれます。

イベントでは、本作の内容にかけて“恋の定義”を聞かれる場面も。

神尾さんは「(“恋の定義”を)取材でよく聞かれるんですよ…」と苦笑いを浮かべ、西野さんも「何十回と聞かれました(笑)」と同調。

また、神尾さんは「聞かれすぎて、(恋の定義を)見失いましたよ!」と愚痴りつつ、「『前回、何を言ったっけ?』と思いながらも、その日のコンディションによって(回答が)変わるんですよ」と説明しました。

そして、「僕が今日思う“恋の定義”は、好意の延長線上にあるものが“恋”なんじゃないかな、と思います。人でもモノでもなんでもいいんですけど」と回答。

西野さんは、「私が今日思う定義は…」と強調しつつ、「好きな人がいたとして、その人に会っていなくても、その人のことを考える時間があること。おいしいものを食べたり、きれいな景色を見たときに、それをシェアしたいと思う人に『恋をしているのでは?』と思いました」と語りました。

「2人で一緒に映画を見たくなる」のは“恋してる”証拠?

また、主人公の“恋する女性が光を放ってキラキラして視(み)える”設定にちなみ、「恋の光がひかっているのか(恋をしちゃっているか)」を札をあげてジャッジする企画を実施。

第1問は、「気づいたら、その人を目で追ってしまっている」。

西野さんは「恋をしていない」と回答。「自分が、恋をしていないと思っている人のことも、目で追ったりしているので」と説明しました。

神尾さんは「恋をしている」と札をあげ、「気になっている人の行動は、一挙手一投足、見逃したくないじゃないですか。そう思っているから、目で追ってしまうのかな」と答えました。

第2問目の「その人を夢で見てしまう」は、2人とも札は上げず。

神尾さんは、「好きでも何でもない人が、夢に出てくることはありますもんね」と語ると、西野さんも「あるある」と同調。

ただ西野さんは、「(恋をする)きっかけにはなりそう。それまで何とも思っていなかったけど、夢に出てきてから、その人のことを考えてしまうことはありそう」と推測しました。

最後の質問は「2人で一緒に映画を見たくなる」というもの。

1問目とは逆に西野さんが「恋をしている」と回答すると、神尾さんは「一緒に映画を見たくなったら、好きなのか…」と納得がいっていない様子。

西野さんが「2人で(映画を見に行く)だよ?難易度が高いと私は思うんですけど」と反論すると、神尾さんは、「えぇ!そうなんですか?」とさらに首をかしげました。

神尾さんは「よく男友達に会いたいから『映画を見に行こう』ってやります」と明かしつつ、「じゃあ、(その男友達に)恋してるのか…」と冗談を言い、会場の笑いを誘いました。

作品概要

“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生・西条(神尾楓珠)。

恋愛とは無縁の学生生活を送っていたある日、「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。

そんな 2人の様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代(西野七瀬)の心をざわつかせる。

さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか 4人で”恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係に…。

映画「恋は光」は、6月17日(金)より全国ロードショー。
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会