国立大学法人静岡大学(静岡市駿河区、学長:日詰一幸、以下「静岡大学」)と丸石製薬株式会社(本社:大阪市鶴見区、代表取締役社長執行役員:井上勝人、以下「丸石製薬」)が共同開発中の「災害時の感染対策」教育ツールにつきまして、このたび、紙芝居を用いた教育プログラムとして『題名:かんせんレスキューシズマルーズ ようちえんにやってきた』の紙芝居(初版)が完成しましたのでお知らせいたします。

「かんせんレスキューシズマルーズ」は、5人のキャラクターからなる“レンジャー”で、彼らは全国の幼稚園や避難所を飛びまわってみんなを感染症から守ることを役割とします。このキャラクターたちは、藤井基貴研究室がこれまでに数々の取り組みと実践から構築してきた防災教育と、丸石製薬が長年蓄積してきた感染対策の知識経験をかけ合わせた結果、誕生しました。名前は、静岡大学(シズ)と丸石製薬(マル)の共同研究から生まれたことに由来しますが、感染症が「鎮まる」の願いも込められています。本教材の制作にあたり、特に大切にした点は、不安を煽らないこと、日常の行動から自然と身につけられる内容であること、専門知に根ざした内容であることです。読み手にも配慮し、伝え方の工夫や専門知識をわかりやすく解説しました。
紙芝居の主人公シズマルーズの名前のとおり、静岡大学×丸石製薬から、静岡×大阪、さらに全国、そして万国に「防災×感染対策」が広がっていくことを期待しております。今後、静岡大学の関連教育機関にて本紙芝居を用いた教育プログラムを試行いただきます。詳細はhttps://www.m-ipc.jp/pickup/shizuokaac-bousai/をご覧ください。
≪ご参考≫
国立大学法人静岡大学教育学部藤井基貴研究室について
静岡大学教育学部藤井基貴研究室は、教育学(教育哲学・教育史・道徳教育)を専門とする藤井准教授が主宰する研究室です。東日本大震災をきっかけとして教職を目指す学生たちと共に防災教育の教材・授業開発を展開しており、優れた防災教育を顕彰する兵庫県等主催「1.17防災未来賞」(ぼうさい甲子園)では6回の「ぼうさい大賞」を含む、12回の受賞歴があります。2022年には同研究室卒業生及び慶應義塾大学大木聖子研究室と一般社団法人BOSAI Edulabを共同設立し、

ユース災害ボランティア基金を発足するなど災害復興支援も行っています。
国立大学法人静岡大学の詳細情報は、https://www.shizuoka.ac.jp/をご覧ください。
藤井基貴研究室の詳細情報は、https://wwp.shizuoka.ac.jp/emfujii/をご覧ください。
丸石製薬株式会社について
丸石製薬株式会社は、1888年に日本薬局方医薬品(ベーシックドラッグ)メーカーとして創業しました。創業130年を超える歴史のなかで培ってきた技術や知識・ノウハウを活かし、患者さんのQOL向上を最大の目的として医薬品の研究・開発・普及を幅広く行い、医療に貢献しています。
近年では、周術期医療領域、感染対策領域、ベーシックドラッグ領域を事業基盤に、新たに急性期・救急医療や支持医療(がんサポーティブケア)への展開も進めています。
丸石製薬株式会社の詳細情報は、https://www.maruishi-pharm.co.jp/をご覧ください。
感染対策コンシェルジュについて
丸石製薬株式会社が長年にわたり培ってきた感染症に関する知識やノウハウをもっと広く社会に役立てることを目的とし、2014年に誕生しました。一般の方々から感染対策の専門家の方々まで、さまざまな立場の方を対象に感染対策や消毒剤に関する正しい情報のご提供やご相談いただいた問題の解決への協力、感染対策の啓発、感染対策地域ネットワーク構築のお手伝い、医療・福祉・教育関連の機関への情報提供を実施しています。
感染対策コンシェルジュの詳細情報は、https://www.m-ipc.jp/をご覧ください。
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