お子さまの塾選びをサポートする【塾探しの窓口】が、全国の保護者に独自調査
全国の塾情報を掲載し、保護者の方の効率的な塾選びをサポートする「塾探しの窓口」(運営会社:合同会社プラスワン、本社:東京都千代田区、代表:鳥澤昭平)は、部活・習い事と教育サービスの両方を利用したことがある保護者に向けて、両立で悩んだ点や打開のために工夫したポイントを探るアンケート調査を行いました。
何かと忙しい子どもたちの時間を最大限に活用し、部活・習い事でも勉強でも成果を手にするためには、どのような点に注意し、何を対策していけばよいのでしょうか。いうほど簡単ではない「両立」を実現するヒントを解説します。
【URL】https://jyukumado.jp/
〈調査概要〉
調査対象:子どもに教育サービス(※)を利用させた経験がある全国の保護者(30代~50代・男女442名)
調査実施期間:2025年7月~8月
有効回答数:422
調査方法:インターネットを通じたアンケート調査
※教育サービス:学習塾、大学受験予備校、映像授業塾、オンライン指導、家庭教師など
※本調査では、2人以上の子どもを持つ保護者には、子どもそれぞれに関して回答してもらっています。また、複数回答可の設問もあります。そのため、数値の合計が100%にならない場合があります。
【結果概要】
約半数が、「部活や習い事と教育サービスの両立に困った経験がある」と回答
アンケートでは、部活・習い事をしながら教育サービスを利用した際に、両立に悩んだ経験の有無を問いました。その結果、半数以上の保護者が、「部活や習い事と教育サービスの両立に困った経験がある」と回答しています。
興味深いのは、利用した教育サービスの種類によって、「両立に悩んだ」との回答に差がある点です。利用した教育サービス別に、「両立に悩んだ経験がある」と回答した人の割合を、以下にまとめました。

両立に悩んだとの回答が最多だったのは、集団指導塾(56.6%)でした。集団指導塾では、授業の曜日・時間帯は固定で、塾に決定権があります。授業に参加できなくても、別の日に授業を受けることはできません。急なスケジュール変更があった際などに授業を受けられず、結果的に両立に悩んだ人が多いと考えられます。
次いで両立に悩んだとの回答が多かった教育サービスは、個別指導塾(40.9%)です。授業を受ける曜日も時間も自由というイメージがあるかもしれませんが、好きな時間に行って勉強できる「完全に自由な受講形態の個別指導塾」は、ほとんどありません。原則的に、授業の曜日・時間は固定です。授業の曜日・時間を、家庭の都合に合わせて選べる余地がある点が、集団指導塾との違いです。
オンライン塾・オンライン家庭教師といったオンライン指導は、両立に悩む人が8.8%と、10%を切る結果となりました。オンライン指導は講師の都合がつけば、授業の日時にかなりの融通を利かせられます。空いている時間に授業を入れやすく、両立に悩む人も少なかったと考えられます。
最後に注目したいのは、通信教育・タブレット学習です。オンライン指導より多い、17.6%の人が両立に悩んでいました。自宅で、いつでも気軽に学べる自由度と利便性が特徴ですが、強制力がないために、お子さんが結局やらない、となりやすいようです。受講している以上は進めてほしい保護者の方と、面倒でやる気にならないというお子さんの態度が対立し、両立に悩む結果となったと考えられます。
調査結果の要点
ここからは、調査からわかったポイントを3つ、詳しく解説します。■両立に悩む要因は「時間」「体力」がキーワード

調査では、「部活や習い事と教育サービスの両立に悩んだ経験がある」と回答した保護者に、困った場面を具体的に尋ねました。主な回答項目と回答率は、以下のとおりです。

「それぞれに取り組む時間の確保が難しい」「子どもが疲れてしまい、続けられない」という回答は、どの教育サービスを利用した人の回答でも、回答率1位・2位を占めました。時間の確保と体力面の問題は、両立を阻む二大要因と考えて良さそうです。
時間の確保や体力面、疲れ具合などは、比較的わかりやすい困りごとです。注意したいのは、「スケジュール調整が煩雑」「すべての取り組みが中途半端に」といった、声になりにくく目立たない困りごとではないでしょうか。
部活・習い事と教育サービスのスケジュール調整は保護者の方の役割になりやすく、子どものスケジュール調整が精神的な負担になった、との声も見られました。
また、部活・習い事、教育サービスと取り組みが多角化するほど、子どもの努力が分散しやすい側面もあるようです。「どれも頑張っていたようだが、結局どれもが中途半端になった」「教育サービスを活用しきれず、成績が伸び悩んだ」などの声も聞かれました。
■部活・習い事と教育サービスの両立では「費用面」の負担 にも要注意
部活・習い事、教育サービスのどれもが、費用がかかります。両立を達成するには、保護者の方が費用面の負担についても正しい把握が重要です。調査から見えた、費用面の負担について解説します。下表は、利用した教育サービス別に、「費用面の負担感があった」と回答した保護者の割合です。

受講料が高くなりやすい個別指導塾や予備校、訪問型家庭教師で、費用の負担を感じた保護者の割合が多くなっています。
気になるのは、安価なサービスも多い通信教育・タブレット学習に対して、費用が負担との回答が2割以上ある点です。この理由は、費用対効果にあると考えられます。
全国の家庭の多様な学習ニーズを知り尽くす塾探しの窓口は、教育サービスにかける金額を「高い」と感じるかどうかは、手にできた成果に左右されると知っています。「成績が上がった」「勉強に意欲的になった」とポジティブな結果を手にできれば多少高くても「コスパが良い」と感じられ、反対に「成績が上がらない」「やる気が見られない」という場合は、安価な月謝でも「高い」「コスパが悪い」と感じやすい、といったものです。
通信教育・タブレット学習は、家庭でいつでも空いた時間に取り組めます。ただ、この自由度の高さが仇となり、子どもが学習を先延ばしにし、サボるようになるケースも散見されます。
お子さんのタイプにもよりますが、両立をめざすなら、ある程度は強制力のある教育サービスを選ぶのが得策かもしれません。
■部活・習い事と教育サービスの両立達成には、保護者のサポートが不可欠

調査では、部活・習い事と教育サービスの両立に困った経験がある保護者に、両立を実現するためにどのような工夫を実施したか尋ねました。主な回答は、以下のとおりです。

塾の授業振替サービスとは、受講できなかった授業を別の日に提供してもらえるものです。おもに個別指導塾が導入していますが、実施状況や条件は塾によって異なります。
また、11.1%の回答を集めた「時短で行動できる工夫」には、お弁当を持たせるといった例が含まれます。習い事から塾に移動する場合に、一度自宅に戻って食事をとる時間を節約するために、お弁当を持たせるといった工夫をされている方もいました。
結果を見ると、「送迎」「激励」「工夫の提案」など、保護者の方のサポートなくしては実現しえない項目が並ぶことがわかります。塾に授業を振り替えてもらう連絡をしたり、隙間時間で勉強するよう促したりするのも、保護者の方が果たす役割ではないでしょうか。
お子さんがやりたいことと、やるべきことに全力を注ぎ、成果を手にするためには、保護者の方の適切なサポートがカギとなるようです。両立が必要な場面では、お子さん自身の意欲や自己管理力を育てる関わりと同時に、保護者の方も「最後まで支え切れるか」考える姿勢が大切だと考えられます。
総括
塾探しの窓口は、小中高生と保護者の方に向けて、全国各地にある塾の情報を客観的に、わかりやすく紹介するサイトです。塾の個性や特徴など、豊富な情報をプロの切り口からお伝えしています。お住まいの地域とお子さまの学年から通いやすい立地の塾を発見でき、簡単ステップで資料請求や体験授業の予約もできます。
部活や習い事と両立しやすい塾、両立を応援する塾の情報も、多数掲載しています。まずは塾探しの窓口で、お子さんに合う塾を探してみてはいかがでしょうか。
【運営会社概要】
社名:合同会社プラスワン本社所在地:東京都千代田区麹町4丁目5-20 KSビル8階
代表者:鳥澤昭平
事業内容: WEBメディア事業、広告代理事業、その他事業
設立: 2018年9月13日
HP:https://p-one.jp/
〈本リリースに関するお問い合わせ先〉
contact@jyukumado.jp
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