フジテレビ・フィギュア班が取材動画を毎日配信!Vol.24

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カナダ・モントリオールで開催予定の「世界フィギュアスケート選手権2020」が中止に。シーズンのクライマックスの舞台は失われ、様々な活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・フィギュア班が取材した動画が3月23日から毎日配信されている。

シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場するので、フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。

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全日本選手権で3年ぶり表彰台「自信になりました」

【2019-20シーズンの戦い】樋口新葉インタビュー<前編>

2019年12月の「全日本フィギュアスケート選手権」では、気迫全開、情熱的な滑りで2位となり、3年ぶりに表彰台に立った樋口新葉選手。中止となってしまったが、「世界フィギュアスケート選手権」代表の座もつかみとった。

――2019-20シーズンを振り返っていかがですか?

今シーズンは、本当にいろんな意味で濃かったです。大事な1年になったなというか。ここでダメだったら、多分、どうなっていたかわからないなという感じです。それくらい今年が大事でした。

左から)樋口新葉選手、紀平梨花選手、川畑和愛選手

――「全日本選手権」では3年ぶりに表彰台に上がりましたね。

正直、目標を達成できると思ってなくて。でも、気持ちだけは強く持って臨んだ試合だったので、それが演技にも出て、今まで練習してきたことが自信にもなりました。気持ちやメンタルがとても大事だなと思いました。

樋口新葉選手 「全日本フィギュアスケート選手権2019」の演技動画

【フジテレビ公式】全日本フィギュアスケート選手権2019<女子フリー第2位・樋口新葉/演技+インタビュー>              https://youtu.be/aX58U_l_QWs

――「全日本選手権」で一番得たと感じたものは?

やっぱり自信ですかね。ここ最近、「できないな」「どうしようかな」みたいな気持ちで臨んだシーズンが多かったのですが、(全日本選手権の前は)自信がつくような練習ができて、その自信を持って、一番目標にしている試合に臨めました。

あとは、アクセルを練習することで他のジャンプに余裕が持てました。学校の要領もわかってきたので、この時間に練習して、勉強してという流れもわかってきました。良いシーズンを迎えられたかなと思います。

――再び世界の舞台でどんな自分をアピールしたいですか

去年あまりいなかった(出場がかなわなかった)ので、一昨年よりもさらにできることを増やして、試合に出ている自分を見てほしいです。

変わった部分がすごくあって、それが演技にも出ると思うし、その変化を楽しみにしてほしいと思います。

トリプルアクセル挑戦の決意「腹くくりました!」

そう話す樋口選手にとって、最大の挑戦となるのがトリプルアクセル。2020年2月の「四大陸選手権」での挑戦を決意したと明かしている。

トリプルアクセルについて、「いろんな選手が跳んでいるので…」と言いながらも、「自分にとってはすごく大きな挑戦」と意気込む。

「やると決めたらやる!っていう風にしないと、優柔不断なので…」と自己分析したが、改めて挑戦への覚悟を聞くと「腹をくくりました」と笑顔を見せた。

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