オイシックス・ラ・大地株式会社
~第一弾はアーティストも参加するダンスレッスンで、夏休みの体験格差の解消に寄与~

 オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:高島 宏平、以下 当社)が一般社団法人RCF、ココネット株式会社(セイノーグループ)と連携して運営する「WeSupport」(代表:高島 宏平)は、ひとり親家庭を中心とした困窮家庭に向けた食支援のプロジェクト「WeSupport Family」を行っています。
 活動の輪を広げるため、2025年8月、株式会社LDH JAPAN(本社:東京都目黒区、代表取締役会長兼社長CEO兼CCO:五十嵐広行/EXILE HIRO、以下 LDH)とパートナーシップを結び、双方の強みを生かしたひとり親家庭への支援活動を開始しました。第一弾として、2025年8月9日(土)、WeSupport Familyの支援世帯を対象にしたダンスレッスンとフードパントリーを、LDH所属のアーティストも参加して実施しました。WeSupport Familyでは、今後も「エンタテインメント」と「食」をかけ合わせ、食材のお渡しに加えて、親子の想い出もお持ち帰りいただく企画をLDHと共に育てていければと考えています。





■パートナーシップの背景

 「WeSupport Family」は、ひとり親家庭を支援するフードパントリーや子ども食堂などへの食支援を行っています。2021年12月より活動を開始し、支援世帯数は30,273世帯、83社のサポート企業から食品や生活雑貨を寄付いただき、寄付物資金額(※1)は17億円となっています(2025年6月末時点)。この支援規模は、ひとり親家庭向けの食支援プラットフォームとして国内最大級(※2)です。
 ひとり親は働き方が制限されやすく、生活が困窮しやすい傾向にあり、日本のひとり親家庭の貧困率は約5割(※3)といわれています。さらに、経済的に厳しい家庭の子どもの約3人に1人が、学校外の体験機会が1年間を通じ何もないという調査結果(※4)もあり、物価高騰によってその機会はさらに減少傾向にあります。特に学校給食のない夏休み期間中は、食費や生活費の負担が増し、子どもたちの食と体験の両面でのサポートが求められています。
 LDHは、グローバル・エンタテインメント企業として、EXILEをはじめ、三代目J Soul Brothers等アーティスト・タレントのマネジメントや音楽・映画・演劇・公演興行などの事業展開を行う中、「Dreams For Children・子どもたちに、夢を。」をテーマに、さまざまな社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。こうした背景から、「未来を担う子どもたちの成長に貢献したい」という価値観を共有する当社とLDHが協働し、WeSupport Familyを通じて今後さまざまな支援活動を実施するため、パートナーシップを結びました。
(※1)サポート企業からの食品を中心とした寄付物資の定価から算出
(※2)自社調べ(「フードバンク活動団体一覧(2025年3月31日時点」)(農林水産省))              
   https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/foodbank.htmlで報告されている
提供先・食品取扱量及び各社サイト報告をもとに調査)
(※3)令和3年度全国ひとり親世帯等調査(こども家庭庁)より引用
(※4)公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン:子どもの「体験格差」実態調査最終報告書より引用
   https://cfc.or.jp/wp-content/uploads/2023/07/cfc_taiken_report2307.pdf

■「エンタメ」と「食」で笑顔をお届け 共同企画第一弾はフードパントリー&ダンス体験

 WeSupport FamilyとLDHとの共同企画第1弾として、2025年8月9日(土)、EXPG STUDIO TOKYO(東京都目黒区)にてフードパントリーとダンス体験を実施しました。当日は、2023年のデビューイヤーに日本レコード大賞・新人賞を受賞した6人組男性グループLIL LEAGUE(リルリーグ)の岩城星那(いわきせな)さん、岡尾真虎(おかおまとら)さんも参加しました。
 フードパントリーでは、WeSupport Familyから参加家庭に向けて、調理が簡単なミールキットやレトルト食品、夏休みを楽しむ彩り豊かな食材など約30品の食品を提供し、岩城さんと岡尾さんも、一人一人にお米を手渡しました。
 ダンス体験には4歳から13歳までの21人が参加。EXPG STUDIO TOKYOの人気インストラクターAileen(アイリーン)さんが講師を務め、岩城さん、岡尾さんとともにEXILEの「Choo Choo TRAIN」を踊りました。
 レッスンの後は、保護者の前で少し緊張しながらも堂々とダンスを披露。「踊れて楽しかった」と充実感に満ちた表情を見せていました。保護者からは「最初は不安そうな表情だったが、キラキラして見違えるようなパフォーマンスをしてくれて心が熱くなった」と感激の声が寄せられました。
 岡尾さんは「今日は僕たちがダンスを通してパワーをお届けしようと思って来たが、逆にパワーをもらい、初心に返って楽しい時間を過ごすことができた」と振り返りました。岩城さんは自身も母子家庭で育ったと話し、「ダンスのきっかけをくれたのも母で、ダンスを辞めたいと弱音を吐いた時に何も言わず受け止めてくれたのも母だった。周りにいろんなことを言われても、自分の親は一人だと胸を張って言えたのは、一人でも二人分の愛情を注いでくれた母のおかげだと思う。それぞれの愛や接し方で、お子さんたちの未来を支えてほしい」と呼びかけました。

<LIL LEAGUE プロフィール> 


平均年齢18歳、ダンス・ボーカル・ラップをこなす6人組ボーイズグループ。
グループ名「LIL LEAGUE」は、若い力と勢いをバイブスに変えてほしいという意味合いの元、付けられた。
2023年1月11日にシングル「Hunter」でメジャーデビュー。同年の「日本レコード大賞」では新人賞を受賞。2025年7月2日に5thシングル『真夏ノ花火』をリリース。
現在、全国17箇所を巡るイベント『LIL LEAGUE LIVE EVENT 2025 "LIL (W)INK" ~一生懸命、あなたの心に届くまで~』を開催し、日本各地でライブを行なっている。





▲今回提供した食品など(一部)

▲LIL LEAGUEの岡尾真虎さん(左)、岩城星那さん(右)






























■LDHの社会貢献活動について

 LDHは、「愛・夢・幸せ」をテーマに、エンタテインメントの枠を超えた社会貢献活動に取り組んでいます。「地域・社会への貢献」「子どもたちの育成支援」「災害支援」「環境への配慮」を重点テーマに掲げ、未来を担う世代や地域社会と共に、持続可能な社会の実現を目指しています。LDHは、エンタテインメントの力を通じて、社会課題の解決と新たな価値創造に挑み続けてまいります。

<主な取り組み>
子どもたちの育成・教育支援
 LDHのスクールやダンスプログラムを通じて、全国の子どもたちに「夢を持つ力」「挑戦する心」を育む教育活動を実施。また、教育機関との連携やキャリア教育支援も行っています。
地域社会との連携
 地方自治体や企業と連携し、地域活性化を目的としたイベント・プロジェクトを展開。地元の文化・産業との融合を通じて、地域と共に成長するエンタテインメントのあり方を追求しています。
災害支援・復興支援
 大規模自然災害の発生時には、被災地への支援物資提供や義援金寄付を行うほか、被災地に希望と元気を届けるライブパフォーマンスの実施も行っています。
環境への取り組み
 アーティストグッズやイベント運営において環境負荷を軽減する素材やプロセスを導入。また、脱プラスチックやリサイクル促進に向けた啓発活動も推進しています。

■「WeSupport Family」の仕組み

「WeSupport Family」では、サポート企業から提供いただいた食材や物資を、ニーズとマッチングした上で、支援団体を介して毎月ご家庭にお届けしています。一都三県を中心に、支援世帯数は30,273世帯となりました。サポート企業には下記のようなメリットがあり、83社が賛同しています。

・季節商品の残りや外装の破損であっても、賞味期限内であれば受け入れ可能なため食品ロス削減に繋がる
・納品先が1か所なので、物流コストと手間を抑制できる
・支援団体との調整は「WeSupport」事務局が行うためやり取りなどは不要
URL:https://wesupport.jp/








■「WeSupport」運営企業・団体紹介 ※五十音順

一般社団法人RCF(所在地:東京都新宿区/代表理事:藤沢烈)
2011年4月、東日本大震災からの復興支援のための調査団体として発足。その知見・経験を生かし、社会課題解決に向けた立案・関係者調整を担う「社会事業コーディネーター」として、外資系金融企業や大手飲料メーカー等、10社以上の企業、30以上の被災県/市町村および省庁とともに地域活性化プロジェクトを推進しています。
https://rcf311.com/

オイシックス・ラ・大地株式会社(所在地:東京都品川区/代表取締役社長:高島宏平)
「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。
https://www.oisixradaichi.co.jp/

ココネット株式会社(所在地:東京都中央区/取締役社長執行役員:堀井拓次 )

社会課題である買い物弱者解消のため、スーパーや薬局から食料品・日用品、処方薬などをお届するサービスを全国に展開しています。その他、貧困家庭に食をお届けする「こども宅食」など、物流の力で社会課題解決に繋がる活動を行っています。
https://www.coconet.co.jp/








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