『クロステイル ~探偵教室~』より、檀れいさんのコメントが到着しました。

土ドラ『クロステイル~探偵教室~』(東海テレビ・フジテレビ系)は、探偵学校を舞台に、心の謎に直面することで成長する探偵の卵たちを描く、異色の探偵ドラマ。

主人公の飛田匡(とびた・たすく/鈴鹿央士)は、突然失踪した父親を捜すため探偵学校に入学。

年齢や経歴、志望動機もさまざまなクラスメイトに、謎多き校長や個性豊かな講師陣と出会い、実習を重ねるうちに、探偵スキルや大切なことを学んでいきます。

匡が通うジョーカー探偵学校の授業も見どころのひとつ。

初回の授業では「張り込みと尾行」が取り上げられ、第2話の授業は「盗聴・盗撮調査」がテーマに。あっと驚く仕掛けが飛び出します。

講師には、セクシーかつ女王様キャラの皆川瑠依(冨樫真)が登場。

そんな瑠依をはじめ、クセスゴ講師陣を、凛とした美しさでまとめ上げるジョーカー探偵社の代表で、探偵学校の校長・新偕理子(しんかい・りこ)を演じているのが、檀れいさん。

<檀れい 癒やしはネコとのひと時「12年間、ずっと一緒。長い相棒です」>

そんな檀さんに、話を聞きました。

探偵の役は初めてなのでワクワクしました

<檀れい コメント>

――オファーを受けたときは、どう思いましたか?また台本を飛んだ感想は?

探偵モノというのは、なかなか出会うことのない題材ですし、探偵の役は初めてなのでワクワクしました。

探偵モノといっても、舞台は探偵学校なので、台本は「どういう講師がいらっしゃるのかな?」「どんな調査をするのかな?」と興味を持って読み進めました。

ドラマにご協力いただく探偵事務所の方から、いろんなレクチャーを受けたことが役づくりの上でもすごく勉強になったし、それらすべてを制作サイドがちゃんと台本に生かしてくださっているので、とても面白い台本になっていますね。

また、鈴鹿央士くん演じる匡(たすく)の家族は、お父さん(板尾創路)もお母さん(山口香緒里)も面白いキャラクターなので、毎話「家族の会話はどんなかな?」とニヤニヤしながら読んでいます。

(※)山口香緒里の「緒」は、「、」ありの「緖」

正しい厳しさは持っていたいと思って演じています

――檀さん演じる、新偕理子はどんな役どころですか?

理子は、一代でジョーカー探偵社を大きくした敏腕かつ一流の探偵。

彼女の一番嫌いなことが「人に頭を下げること」と「探偵なんてと蔑まれること」。

ある話の中で、実際に蔑まれて、最高潮に怒るシーンがあるのですが、それは裏を返せば、それだけ信念を持って探偵という仕事を丁寧にしているということ。

ドラマの中の理子は、ちょっとコミカルに演じている部分もありますが、基本的には“圧がある”(笑)。

理子がビシッと言ったら、みんながピリッとなるような感じなのですが(笑)、その芯には「依頼者のその先の幸せ」を願う思いが。

だから、いい加減な調査をしてはいけないといった、正しい厳しさは持っていたいと思って演じています。

今回、ドラマの中では、理子が探偵を目指した理由は描かれていないのですが、役づくりとしては、今回ドラマにご協力いただいた探偵社の女性社長さんのお話を伺ったことから想像を膨らませて、相当な覚悟と冷静な判断を持つ「こういう人物でありたい」という女性像を思い浮かべて演じています。

――探偵のイメージは変わりましたか?

ドラマや映画で得た私の勝手なイメージですが、探偵というのは髪の毛がボサボサで、タバコをすごく吸って、吸い殻が灰皿に山盛りになっていたり、たくさんの資料が山積みになっていたりという感じだったんですけど、(理子の部屋を見回して)立派でしょ?私の社長室(笑)!

警察でもない、素人でもない、その間に探偵がいて、警察が動けなかったり、警察では助けてもらえないことを調べてくれる、探偵とは、人の心に寄り添う調査をする仕事なんです。

央士くんは、一緒にお芝居していて、すごく気持ちいい

――鈴鹿央士さんの印象は?

初共演の央士くんは「とっても可愛らしい」という印象に加え、ちゃんと役として存在することができる人なので、一緒にお芝居していて、すごく気持ちいいですね。

「央士くんは、お芝居が大好きなんだね!」と思いながら、私は校長としてビシバシやっています(笑)。

――鈴鹿さんの初座長っぷりはいかがですか?

央士くんは、朝から夜遅くまで連日のように撮影していて疲れているだろうに、いつも笑顔でニコニコしています。

また、生徒同士のシーンでは「こういうふうにしてもいい?」と提案するなど、周囲とのコミュニケーションをきちんと取っているので、全員がそれぞれのキャラを生かした芝居ができているのだと思います。

そういう様子は、見ていて本当に微笑ましいですし、「自分は主演で座長です!」と肩肘を張るのではなく、彼らしく、ふわっとその場にいて、みんなと楽しくお芝居をしている雰囲気は、とても素敵だなと思います。

――匡の父・迅平役・板尾創路さんの印象は?

板尾さんとは、ドラマで何度かご一緒させていただいたことがあるのですが、どんな役でも板尾さんの色に上手く染め上げるといいますか、その作品ごとに自分の色を出して素敵に演じられる方なので、久しぶりの共演がすごく楽しみでした。

私が演じる理子と板尾さんが演じる迅平に、どんな過去と展開があるのか、放送を楽しみにしていてください。

飼っている猫にクロステイル!

――檀さんが、今“クロステイル(接近尾行)しているもの”は?

飼っている猫に対してクロステイルしていますね。

私は道などで、保護しなきゃいけない子(猫)に出会っちゃうことが多いんです。多いときは、犬・猫あわせて4匹もいたのですが、今は1匹で、その子と遊ぶのが私にとっては至福の時間。

その子は、2009年に出会った女の子で、名前は秘密。保護したときは、生後5、6週だったので、かなり長い付き合いになりますね。

自分のペースと世界がある子で「イヤなものはイヤ」って感じの、いわゆるツンデレ・タイプ。

触ると「やめて!」とプイッとなるのですが、私の動きは気になるようで、自分の傍(そば)にいて欲しいときは、住処(すみか)にしているお部屋から私を呼ぶんですよ。「来なさい」みたいな感じの鳴き声で。

私は、ひっつきたいので接近すると、スルリとどこかへ逃げていく。でも、話しかけると鳴き声で応えてくれるので「今日はどうだった、こうだったよ」という話をしています。

通じているかは、わからないんですけどね(笑)。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

毎話、探偵スキルを学べる上に、生徒たちの心に留めておいて欲しい“探偵として大事な話”も入っています。

第1話で、それぞれ過去と個性を持つ7人の生徒が出会ってから、いろんな課題をクリアしていくにつれて関係性の密度が濃くなり、絆が深まっていく様子も、このドラマの全体的な魅力のひとつです。

第2話では、私が演じる理子は“まだ”大人しいし、クールなんです。

今後、理子がどう変わるのか…うふふ、楽しみにしていてください!

土ドラ『クロステイル ~探偵教室~』第2話は、4月16日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

<第2話あらすじ>

ジョーカー探偵学校の女講師・皆川瑠依(冨樫真)の授業テーマは、盗聴盗撮。

1時間以内に、ビルに仕掛けられた盗聴器を探す課題では、残り1分で匡(鈴鹿央士)が“あること”に気づく。課題クリアと思いきや…瑠依が発した言葉は「全員失格」!?

一方、朋香(堀田真由)は、大事な幼馴染がある有名マジシャンから盗撮されていると聞き、探偵学校の機材を拝借して調査する。

しかし、盗撮の証拠は一向に見つからず…。

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