コロナ禍で新たな道を歩み出した7人に『セブンルール』が密着。

変わり続ける世の中で一歩を踏み出し、人生が変わった7人のルールとは?

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小笠原礼子のルール:チャレンジしたい時にする

アメリカ・NBAリーグでピリオドの間に観客を盛り上げるNBAダンサー。アメリカ最難関と言われる狭き門でありながら、ミシガン州の「デトロイト・ピストンズ」に入団した小笠原礼子さん。

2年前まで日本のバスケットリーグでチアリーダーをしていた小笠原さんは、2020年の自粛期間中、昔から憧れていたNBAダンサーへの挑戦を決意。トレーニングに専念し、オンラインオーディション挑むと、その年の11月に合格を勝ち取りました。

「コロナがいつ終わるか分からない」と判断した小笠原さんは、「自分でチャレンジしたいときにする」ことを学び、夢の舞台へと足を進めました。

小笠原礼子

山本菜々子のルール:店はスマホでリモート経営

千葉県にある日本大学・薬学部に通い、現在4年生の山本菜々子さんには、勉強の合間に欠かせないことがあります。それは昨年8月にオープンした山本さんの地元・長崎県にある「感情七号線」の経営。

無人の古着屋さんで、防犯カメラの監視、鍵の開け閉め、電気、店内の音楽、エアコン調整など、すべてスマホ1台で山本さんがリモート操作します。

関東で仕入れた服を実家に送り、両親が店へと掛けに行き、精算のお金もピックアップ。お客さんは券売機を使い、古着を購入することができ、無人でも月に200着以上売れることもあるそうです。

山本菜々子
古着屋「感情七号線」の様子

松岡智子のルール:Zoomで話しながら依頼者を抽象画にする

アーティストの松岡智子さんは、オーダーメイドでZoom背景に使える絵を制作し、これまでおよそ120枚の作品を生み出してきました。その絵は注目を浴び、フランス・ルーブル美術館でも展示されるほどに。

自宅などのリラックスできる場所にいる依頼者と何気ない会話をしながら、描いていく松岡さん。しゃべりながら「この人こんな感じの色なんじゃないか。形はこんな感じ」と、その人自体を抽象画にします。

東京大学大学院を卒業後、外資系企業に就職するもうまくいかずに退職。これまでの人生で、要所要所にあったという絵に目を向け、コロナ禍でZoom背景の絵描きとして再スタートを切りました。

松岡智子

森本萌乃のルール:毎日 本の感想を七海さんに話す

読書の趣味が合う人同士を結びつけるマッチングサービス「チャプターズブックストア」を提供する、ミッションロマンチック代表・森本萌乃さん。

森本萌乃

利用者はサイト上で読みたい本を毎月一冊選び、同じ本を選んだ人とオンラインで出会うことができます。

これまでベンチャー企業で働いていた森本さんでしたが、コロナ禍でクビに。そんなとき、映画「耳をすませば」に出てくる“本棚で手と手が重なる出会いのシーン”を思い出し、「絶対これだ!」と確信。3年前に起業し、現在はエンジニアの知人と新卒入社の七海さんと3人で運営しています。

そんな森本さんは、毎日の日課として読んだ本の感想を七海さんに話すことで、感動を分かち合っているそうです。

スタジオでは、長濱ねるさんが世の中の傾向について「知らない人と会ったりコミュニケーションをとることのハードルが下がってる気がして」と分析。

「ゲームとかでも、顔を知らない人と、普段友達には話さないようなこともしゃべるので」と続けると、尾崎世界観さんが「なんていう名前でやってます?」と質問。すると、思わず名前を明かしてしまった長濱さん。そのやりとりに、YOUさんは「君(尾崎)は君で悪いし、この子(長濱)はこの子で純粋だから。やめてもらっていい?」とストップをかけました。

長濱ねる
尾崎世界観
YOU

伊藤弥生のルール:自宅は持たない

IT企業の広報として働く、伊藤弥生さんはコロナ以降、ホテル暮らしを始めました。コロナでフルリモートになってしまったため、引っ越すにもどこに住んだら良いのか決められず、思い切って自宅を解約。

1週間分の荷物だけを手に、コロナ以降急増したホテルのサブスクや連泊プランを併用し、京都、新潟、沖縄と全国を転々と移動。この生活を始めたことで、「そんなに必要なものって多くない」という気付きがあったといいます。

自宅を持たないことについて伊藤さんは、「特に終わりは決めてなくて、また次やりたいことができれば柔軟にライフスタイルを変えていけたら」と語りました。

伊藤弥生

このルールに長濱さんは「衝撃」と声を上げ、本谷有希子さんは「ああやって身軽に動けたほうが絶対にいい」と称賛しました。「若い頃、同じ家に2年住んだことがなかった」とこだわりのあったYOUさんは、「今、18年住んでる」と明かしました。

本谷有希子
青木崇高

望月廸子のルール:週1回 歌の動画を投稿する

東京・目黒区にある、誰でも歌を歌える音楽喫茶「カフェ・アンサンブル」。望月廸子さんは、地元の合唱団で知り合った正修(せいしゅう)さんと結婚し、夫婦の夢だったこの店を37年前にオープンしました。

現在は経営を息子たちに譲ったものの、1週間に1度やっている習慣が。閉店後に望月さんが歌謡曲や童謡を歌い、息子の直哉さんが撮影・編集した動画をYouTubeチャンネルにアップしています。

再生数は平均200回ほどなものの、離れてる方や会わなかった方から「聴きました」と連絡があったりと、今では望月さんにとって生きがいの1つになっています。

望月廸子

秋元里奈のルール:カラオケでテレワークする

3年前に『セブンルール』に出演した、農家などの生産者から直接買うことができるオンライン直売所「食べチョク」の代表、秋元里奈さん。

取材時には従業員10名だったものの、現在は約90名の従業員を抱えています。さらに出品している生産者も約16倍となり、流通額はなんと130倍に増加。

そんな秋元さんがコロナ禍で見つけた新たなルールが「カラオケでテレワークする」。「コロナでカラオケ店も大変なため」とワークスペースとしても使用し始めたものの、歌うことが好きなため、気分転換にカラオケすることもあるそうです。

秋元里奈

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創部わずか4年で全国優勝に導いた、女子バスケ部顧問

4月19日(火)放送の『セブンルール』では、三重県四日市にある私立中学・四日市メリノール学院中学校女子バスケ部顧問・稲垣愛さんに密着。創部わずか4年で全国優勝を果たし、一躍強豪校に。今では、彼女と共に日本一を目指したい学生が全国から集まります。愛情にあふれ、エネルギッシュな稲垣コーチの7つのルールとは?