フジテレビ・フィギュア班が取材動画を毎日配信!Vol.32

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カナダ・モントリオールで開催予定の「世界フィギュアスケート選手権2020」が中止に。シーズンのクライマックスの舞台は失われ、様々な活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・フィギュア班が取材した動画が3月23日から毎日配信されている。

シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場するので、フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。

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袴姿で語った目標「何事にも満足せず常に上達を目指したい」

【ネイサン・チェン<USA>~日本の文化を学ぶ~】

2017-18、2018-19シーズンの 「世界フィギュアスケート選手権」で優勝し、世界王者となったネイサン・チェン選手(アメリカ)。

昨年5月5日に二十歳を迎え、7月に来日した際には、成人を祝して「袴」の着付けなど日本文化を体験。動画では、そのときの様子を紹介している。

袴を着るのは初めだというチェン選手は、「楽しみですか?」という問いに「ワクワクします!!」と笑顔で答える。「まるで映画スターですね!」と声をかけられると、うれしそうな表情も。

着付けが進んでいくと、次第に趣のあるたたずまいに――。そして、ついにチェン選手の袴姿が完成。

岡本知高が歌う「BoléroⅣ」(フジテレビ系列フィギュアスケート中継テーマ曲)のBGMに載せて、さまざまなチェン選手のカットが映し出される。

袴が初めてとは思えない堂々たる着こなしに、さすがは世界王者の品格が漂っていた。

バスケットボールに目標を書いてもらうと――。

チェン選手は落ち着いた口調で「スケートと勉強のバランスを保ちたいです。なにごとにも満足せず常に上達を目指したい。成長を続けることが目標です」と語った。

着付け体験を終えたあとは、蕎麦に舌つづみ。母親に箸の使い方を教わったそうで、上手に箸を使って蕎麦と天ぷらを食べるチェン選手。

最後は両手を合わせて、日本語で「ごちそうさまでした」と手を合わせた。

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