月9ドラマ『元彼の遺言状』の記者会見が4月2日に行われ、綾瀬はるかさん、大泉洋さん、関水渚さん、浅野和之さんが出席。大泉さんが綾瀬さんの魅力を語りました。

<ドラマ『元彼の遺言状』の関連記事>

今回、容姿端麗な敏腕弁護士・剣持麗子を演じる綾瀬さん。実際に役を演じた印象を聞かれると「言いたいことをズバズバ言って、よく食べる、とても頼もしい女性なので…よく食べてます(笑)」とにっこり。

一方、大泉さんが演じる篠田敬太郎役は、麗子の元彼・森川栄治(生田斗真)が暮らしていた軽井沢の管理人であり、「定職に就かずブラブラしている」との紹介が。その紹介文に不満げな表情を見せた大泉さんは、さっそく「私の紹介文だけ魅力を感じなかったんですけど(笑)。出だし(麗子の紹介は)『容姿端麗でスタイル抜群!』とかだったのに、私のはミステリアス感もなくて」と、ぼやきをさく裂。

MCを務めた佐野瑞樹フジテレビアナウンサーが「『謎多き男』と入っていますね」とフォローすると、「まぁ、制作サイドも僕の役を分かってないんだと思うんですよね。原作にあまり出てこない役なので」と、ぶっちゃけて笑いを誘いました。

綾瀬さんと大泉さんは、本作が初共演ということで、お互いの印象を聞かれると、綾瀬さんが「想像以上に面白いです!」と即答。しかし、大泉さんいわく「そうやって言ってくれるけど、『どんなところが面白いですか?』と聞くと、『思い出せない』って言う」と、ここでも不満そうな表情を見せます。

そんな大泉さんは、綾瀬さんの印象を「綾瀬さんほど面白い人はいないですよ。現場は爆笑に次ぐ爆笑!」とコメント。その理由は「NGの引き出しが多い!」と言い、「僕のセリフに『文化人類学』という言葉があったのですが、『人化分類学』って言っていて、『そこ、噛みます!?』という」と、驚いたことを回想。

さらに、「昨日も、僕が『雪乃さんが』と言って座るシーンがあったんですけど、監督から『言ってから座るんじゃなくて、座った瞬間に言ってください』と説明されていて。いざ本番が始まったら、(大泉さんのセリフの直前の動作で)綾瀬さんが座った瞬間に『雪乃さんが』って、僕のセリフを言っちゃったんです!」と、ホヤホヤのNG話を披露。

これには綾瀬さんも爆笑しながら「(横で)説明をずっと聞いていたので、自然と…(笑)。そのあとに自分でも『あれ?』と思った」と、明かしました。

栄治に思いを寄せていたいとこ・紗英を演じる関水さんは「ここまで筋金入りのお嬢様を演じることがなかったので、すごく新鮮で、難しいけど楽しいです」と、役の印象をコメント。すると、ここでも大泉さんがカットイン。「紗英はバシッと物事を言う役で、言われてるとだんだんクセになってくる。昨日は『それぐらい、自分で考えなさいよ!』と言われてゾクッとした(笑)」と語りました。

麗子の上司・津々井を演じる浅野さんは、したたかな役は初めてだそう。すると大泉さんが「だから、あんまり向いてないです!日本一の弁護士事務所のトップみたいな役なんて…」と、まさかの発言で再び笑いを誘います。

さらに「もうちょっとダメなおじいちゃんのほうが向いてる。いい役をもらいすぎてると思う」と、クレームのような発言を繰り返す大泉さんに、浅野さんも「あんた、司会じゃないんだから!さっきから聞いてれば、本当によくしゃべる!もう次いきましょ」と、ツッコミを入れていました。

大泉さんの独壇場はこの後も。本作は豪華なセットで撮影しているそうで「森川家の屋敷は超巨大セット。1、2話であのセットで…3話からコントみたいなセットになるんじゃないか、と」と予算の都合でセットの規模が縮小されるのではと心配を口に。すると、佐野アナが「弊社にはそんなにお金が…」と追随。大泉さんも「今のフジテレビは、そこまであるとは思えないからね!」とズバッと発言して、この日何度目かの爆笑を起こしていました。