伊野尾慧さん主演、土ドラ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 Season2』。

完全記憶力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧)と、人の嘘がわかる大学生・深町尚哉(神宮寺勇太)の凸凹バディによる謎解きミステリーです。

Season2から新たに、謎多き男・寺内一として小池徹平さんが登場。高槻の過去を巡るサスペンスフルな展開に、早くもネットが盛り上がっています。

Season1では、主人公・高槻の知識と、それに伴うやさしい解釈で人々を救っていた物語でしたが、Season2では、人間をさらに深堀りし、単純な解決を見せていません。

小池さんのほとんど瞬きをしていないのではないかという怪演も手伝い、SNS上では「この世で一番怖いのは人間だと思った」「怪異と人間ドラマのバランスが秀逸」との声があがっています。

映画仕様のカメラで撮影された映像美

『准教授・高槻彰良の推察』は、圧倒的な映像美も魅力。

東海テレビとWOWOWが共同製作をするに当たり、ファンタジーな世界観の中でリアルを描き出すために、映画仕様のカメラでの撮影を決めたといいいます。

例えば、Season1の最終話で高槻と尚哉が死者の祭りに紛れ込むエピソードがありますが、青い提灯の灯りの中、死者たちと対峙するシーンは、そこに息づく人間の感情がリアルにこちら側に突き刺さってくる映像となっていました。

プロデューサーいわく、「怪異ものの難しさは、視聴者の方に『ありえないだろう』と思われたらそこで興ざめしてしまうこと。死者の祭りなんて誰も見たことがないけれど、もしかしたら本当にこんな世界があるかもと思ってもらわないと、ドラマの中で生きているキャラクターごと物語がチープになってしまう。そのためには、映像の一枚一枚をこだわるしかなかった」とのこと。

ちなみに、原作者の澤村御影さんも、ドラマのファンのひとり。

原作者が放送時にリアルタイムでツイートしているのも、ドラマファンの中では話題になっており、一回目はツイートしながら見る、二回目は配信でしっかり見る、三回目は伏線の細かな部分も探しながらじっくり見る、と楽しみ方まで披露しています。

そんな『准教授・高槻彰良の推察 Season2』も、残り2話。物語は、後半戦にさしかかり、第3話では「開けてはいけない箱」がテーマとなります。

岐阜県に伝わる話をもとにしたオリジナルストーリーですが、新たな失踪事件の発覚、もうひとりの嘘がわかる男の登場、そして、寺内の真の狙いも明らかになってくるなど、ジェットコースター的展開になっています。

土ドラ『准教授・高槻彰良の推察Season2』第3話は、3月19日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

<第3話あらすじ>

百物語に参加し、行方がわからなくなった栄養士・小春(田辺桃子)を探してほしいと依頼を受けた高槻(伊野尾慧)たち。

そこで「開けてはいけない箱」の伝承に辿り着く。とある神社に祀(まつ)られた箱を開ければ、不幸が訪れるというのだ。箱の怪異が小春失踪に関係していると推察する高槻。

そんな中、過去に尚哉(神宮寺勇太)と同じ怪異を体験し人の嘘がわかる能力を持つ千葉県警の遠山宏孝(今井朋彦)が、高槻の研究室にやってくる。

4歳の女の子も行方不明になっており、“八幡の藪知らず”という禁足地が関わっていると言うが…。

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