爆笑、苦笑、冷笑、嘲笑、愛想笑い、含み笑いなど、一口に笑いといっても様々な種類があり、たかだか口角を上げる程度の動作ですが実に多くの感情を表現することができます。
そんな笑いの中でも特異な存在であるのが「スタッフ笑い」です。
これはテレビ番組の現場スタッフだけに許された、いや課せられたと言うべき笑いの十字架で、番組を盛り上げるために編み出された演出の一つです。
笑いにも関わらず、そこには一切の感情が不要であり、壊れたラジカセのようにひたすら笑い続けることを求められるのです。あな、恐ろしや。
今週は「スタッフ笑い」というフレーズを英語で紹介。
「AD加藤くんは、『スタッフ笑い』のやりすぎで、本当の笑顔を忘れてしまいました」
これを英語でいうと…
“Assistant director Kato forgot how to truly laugh after recording too many laugh tracks.”
Point:laugh track = スタッフ笑い
日本には冒頭に挙げた“笑い”以外にも色々な“笑い”がありますが、実は英語にも色々な“笑い”があります。
笑うという表現で一番使いそうなのいがちなのが“smile”ですが、これは声を出さない笑い。
声を出して笑う場合は“laugh”が使われます。
さらに大声を出す、日本語で言う爆笑に当たるのは“roar of laughter”や“guffaw”。
逆に小さい笑い、クスクス笑う様子は“chuckle”や“giggle”を使います。
冷笑は“sneer”、キラキラした幸せそうな笑顔は“beam”と言います。
笑顔は一番ステキな顔。英語でも色々な表現があるんですね。
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