二階堂ふみさんが、生理用品ブランド「ロリエ」の新ブランドアンバサダーとなり、生理に関する自身の想いを語りました。
二階堂さんが出演するCMは、3月18日より放送。また、3月8日の国際女性デーには、1日限りの60秒版CMが放送され、生理やそれをとりまく環境への想いを語ります。(※)
(※)フジテレビ系列「セブンルール」内のみで放送されます。
「何から話そうかな…」丁寧な“言葉選び”
CMは、二階堂さんが信頼する監督のもと、撮影が行われました。
「何から話そうかな…」そう言って一瞬、目を伏せ、考え込み、息を吸い込む二階堂さん。
丁寧な言葉選びで、「(生理への)理解が深まることで、変わることもあると思うから」と語りかけ、「だからまず、その一歩をここから」という言葉とともに、新たなスタートを宣言するCMとなっています。
二階堂ふみ コメント「無理しなくていいんだよ」
──今回ロリエからのお話を受けて、お仕事を引き受けた背景や二階堂さん自身の思いを教えてください。
生理についての問題や、取り巻く環境について、たくさんの方が発信するようになって、私自身も自分の体と向き合うタイミングがこの数年の中で何度かあったりして…。
自分が生理を持つ、身体的な女性として生まれてきて、自分にできることって何だろう、生理を経験している人たちと一緒に何か共有できることがあればなと思っていました。
今回、企画を拝見した時に自分の気持ちと一致するものがあったので、ぜひご一緒させていただけたらなと思いました。
──今後、アンバサダーとして、どんな活動をしてみたいですか?
ジダーギャップをなくしていこうと、SDGsの目標にもあるように、学校教育や社会全体が、生理を持つ体の方々と一緒に社会をつくっていくという時に、どんどん知っていってほしいし、ポジティブに広げていくような活動がご一緒できればなと思っています。
改めて、今回CM出演に当たって、ロリエの歴史や、元々、生理用品がどのようなパブリックイメージだったのか、社会の歩みと一緒にどのように広報も変わってきたのかということや、ブランドの理念を開発されている方々からお聞きして、私もまだまだ知らないことがたくさんあるなと思いました。
自分の体で起こっていることと、隣にいる誰かの体の中で起こっていることが全然違ったりするので、そこに対する理解もこういう活動を通して一緒に学んでいけたらなと思っています。
──ロリエが掲げる新しいブランドメッセージを見て感じたことを教えてください。
これまでは「生理の時でもどうやったら元気でいられるか」とか、「どうやったらいつも通りでいられるか」というイメージのCMが多かった印象があります。
それもすごく前向きでいいなと思いつつ、特に生理の時って、自分自身の体の状態や、気持ちと向き合う大事な期間でもあるのかなと思っていて。
「そういう時に無理しなくていいんだよ」「その時の自分が一番心地よくいられるように」という、自然のまま、ありのままのそれぞれを尊重したいというステートメントなのかなと感じ、すごくすてきだなと思いました。
生理だけに限らず、それぞれがいろんな問題を抱えていると思うので、そういったものとうまく自分が付き合っていったり、向き合ったり、それぞれのペースでいいんだっていう、それがすごくいいなと思いました。