3月7日(月)放送の『ネプリーグSPインテリ対決!東大新世代軍vs名門大軍vsミキ&雑草芸人軍』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい!

林修先生は、「SDGs」について答える問題で解説を加えてくれました。

「SDGs」とは、国連サミットで2015年に採択された「持続可能な開発目標」のこと。2030年までに全世界が一丸となって達成するべき、17項目の目標が定められています。

貧困やジェンダーの問題や気候変動への対策などを扱ったこれらの目標が目指すのは、100年後も地球に住み続けられるようにすること。

入試問題でも「SDGs」について考えたり論述したりする問題が多く出ているので、自分なりの考えをまとめておくのがオススメだそうです。

「バイオマスエネルギー」に使われている意外な食べ物とは?

脱炭素で注目を集めている「バイオマスエネルギー」という言葉を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が意外なバイオマス燃料について教えてくれました。

バイオマス発電に使われているのは、香川県の「讃岐うどん」です。香川県では、売り物にならない大量の廃棄うどんを何かに活用できないかと、検討されてきました。

そこで導入されたのが、「うどん発電」。廃棄されるうどんを刻んで水や酵母などを加え、発酵させた際に発生するメタンガスを燃やして発電機を回して発電しているのです。

受験頻出漢字「敷衍」「陶酔」の意味は?

受験でよく出題される「敷衍(ふえん)」と「陶酔(とうすい)」という漢字についても、林先生は解説してくれました。

「敷衍」とは、「意味をわかりやすく噛み砕いて、詳しく説明する」という意味です。

「鉄道の敷設工事」などという言葉でよく使われる「敷」という字と比べると、「衍」は「敷衍」以外で使われることは非常に稀。

「衍」という文字は、「延」と同じく「延ばす」「押し広げる」という意味を持っているので、これを機に覚えておきましょう。

「陶器」の「陶」と「酔う」という漢字を組み合わせた「陶酔」は、誤記しやすい漢字ですが、気持ちよく酔ってウットリすることを「陶然」と表現するので、セットで覚えるのがオススメ。

「陶」の文字は「淘」と似ていますが、「淘」は「淘汰(とうた)」「淘げる(よなげる)」という言葉があるように、「選り分けて悪いものを捨てる」という意味の漢字なので、区別しておきたいですね。

3月7日の『ネプリーグSPインテリ対決!東大新世代軍vs名門大軍vsミキ&雑草芸人軍』では、林輝幸ら「東大チーム」とパンサーの向井慧ら「名門大チーム」、ミキ率いる「成り上がりチーム」が、熱い戦いを繰り広げました。