映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」(3月11日(金)公開)の完成記念プレミア試写会が開催されました。

同作は、日本発の“サバイバル“オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で選ばれた11人で結成されたグローバルボーイズグループ・JO1のデビュー以来、怒涛の2年間に密着した初のドキュメンタリー映画です。

ここでは、試写会の模様をレポートします。

河野純喜、初手からボケに行く

ステージに並んだJO1は挨拶を披露。メンバーの個性豊かな口上が繰り広げられました。

河野さんは「“河野純喜役”を演じさせていただきました河野純喜と申します!」。「初手から(ボケに)行くやん(笑)」とメンバーの注目をさらいます。

川西さんは、同作の主題歌「飛べるから」にちなんで「いつだって“飛べる”から!川西拓実です」、豆原さんは「皆さん、感動しましたでしょうか?豆原一成です!」、川尻さんは「キングオブ未完成・川尻蓮です。今日は宜しくお願いします!」と意気込み、一同から「そんなことないよ(笑)!」とフォローされていました。

木全さんは「今日の晩ごはんは何にしようかな?木全翔也です」、佐藤さんは「佐藤景瑚です」と言ったのち早口で何かを口走り、「誰も聞き取れないから(笑)」(川西)とツッコまれていました。

大平さんは「JO1の天使で〜す!大平祥生です」、鶴房さんは「若干お腹がいたい鶴房(汐恩)です」、白岩さんは「お集まりいただきありがとうございます。白岩瑠姫です」とメッセージ。

リーダーの與那城さんは「後半につれてやりにくくなりました(笑)、與那城奨です」とおちゃめに挨拶を披露しました。

金城碧海の復帰に川尻蓮「おかえり!」

すると、ここで與那城さんから「皆さんに大事なお知らせがございます!」と呼びかけが。

「映画のタイトルは『未完成』ですが、僕たちが完成形に近づくために欠かせないメンバーがいますので、呼んでみたいと思います!」

JO1が一斉に「碧海!!」と叫ぶと、今回が休養からの復帰後初の公の場となる金城碧海さんが登場。歓声を上げるメンバーとハイタッチをしながらステージに上がり、「身長伸びました!?」などと声をかけられていました。

司会の青木源太アナから「おかえりなさい!」と言われた金城さんは「ただいま!皆さん、お待たせしました!」と続け、改めて11人全員でJO1のお決まりの挨拶「Go to the TOP!JO1です!」を披露しました。

金城さんは「めっちゃ緊張してます、今。久しぶりに皆さんの前に出られて。ここにいられるのもJAM(※JO1ファンの総称)の皆さん・メンバーの皆さんのおかげだと思っています。まだまだ未完成ですけど、完成形に近づけるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」とコメントし、大きな拍手が寄せられました。

川尻さんは「碧海は必要不可欠な存在。これから11人とJAMの皆さんと、遠くまで歩いていけたらと思いました。おかえり!」と声をかけ、金城さんは「…ただいま!」とお互いに顔を合わせて笑顔を見せました。

大平さんは「お客さんの安心した表情が見れてよかったです。これからもっと頑張りたいと思います!」、木全さんは「JAMの皆さんの目がパーって輝いていて、僕もうれしいです!」と喜びました。

佐藤さんは「ずっと待ってました!僕、『See youポーズ』(※金城さんが見せるお決まりのポーズ)が大好きなんで。僕がボケたあと、あれがないと締まらないの!ちょっと、一回お願いします」と無茶振りを。間に入った川尻さんが「今日の最後まで取っておこうね!」と、いったん「See youポーズ」は“お預け”となりました。

3月4日でデビュー2周年を迎えたJO1のために、ステージにはお祝いケーキが登場。「デビュー2周年、おめでとう!」と叫んでお祝いしますが、クラッカーから飛び出した大量の金テープがカメラマンに覆いかぶさってしまう一幕も。JO1メンバーは「大丈夫ですか!?」と気遣う優しさを見せていました。

鶴房汐恩「俺一人しかいない?」

この2年を振り返り、河野さんは「決して順風満帆ではない2年でしたけど、だからこそこうやってJAMの皆さんに会えてうれしいですし、これからも大切な時間を過ごしていきたいです」とメッセージ。

鶴房さんは「デビュー後にすぐコロナ禍になって、当初予定していたライブも全部キャンセルになって、ようやく去年の11月ライブでやっと会えて…」と話しますが、静かな会場を見て「ここ、俺一人しかいない?」とぽつり。

「ちゃんと聞いてたよ!!」と一同からフォローされ、「これから1500回くらいライブすると思うんで、ぜひ来ていただいて!」と呼びかけました。

豆原さんは「過ごしてきた時間が1つの作品になるのが不思議だなと思いました。JO1を映画にしてくださって、皆さんに感謝です!」とコメント。

川西さんは「“2周年”というのがすごく早く感じて。でも、すごく濃くて長かったようにも思えて、なんか、そうですね…うれしいですねぇ〜」としみじみ。その話を聞いた川尻さんはツボったのか、前のめりになって笑っていました。

白岩さんは「こうやってお客さんの前に立つ機会がまだなかなかなくて、まだ慣れていなくて。なので、こういう機会をもっと増やして、会って感謝を伝えていきたいです」とメッセージ。

11月に開催した有観客ライブについては「僕、このために(芸能界で)やっているんだなと。一人でも多くの人を元気づけられたらと思って目指してきたので、夢の景色を見られた瞬間でした」と振り返りました。

佐藤景瑚、新作タイトル案は「微完成」!?

さらに話題は、佐藤さんの「今年こそは、やりたいことを全部やりたいです!」という言葉がきっかけで、<JO1が“完成”するためにやりたいこと>について。

河野さんは「JO1は、ライブやステージが終わったあとに、皆でピザをよく食べるんですけど、今年は全員ピザ禁止!パフォーマンスのキレを上げるために、ピザの代わりにササミを…」と宣言。

ですが大平さんは「でも、パフォーマンスが“終わったあと”に食べるんでしょ?」と切り返し、メンバーは「行け!祥生!」とガヤを連発。鶴房さんも「日頃の恨み!!!」と大平さんに加勢(?)して“わちゃわちゃ”を繰り広げました。

その後もJO1メンバーの回答はどんどん“ゆるく”なっていき、川西さんは「練習スタジオのハンドソープの匂いがきつすぎて、交換してほしい」、豆原さんは「今年で20歳。“年金”払わなきゃいけないですよね?頑張らないといけないなと」、佐藤さんは「今年の活動をまた映画にしたいです。タイトルは『微完成』で」と渾身のボケを披露し、笑いの渦を起こしました。

木全さんは「自分に厳しく。JAMには…やましく?」と自身の話に疑問を投げかけ、青木アナから「“やましく”はやめてください(笑)」とツッコミが。仕切り直した木全さんは「JAMには“優しく”(笑)。あと、筋トレをガチりたいですね」と意気込みました。

イベントの終了時間が迫るなか、川尻さんは「やりたいことは“Go to the TOP”!」、大平さんは「地方でライブツアーをしたい!」、鶴房さんは「純喜くんを黙らせる」、白岩さんは「純喜くんを黙らせてくれた汐恩を褒める」、與那城さんは「さらなる高みを目指したい」と意気込みを披露。大トリの金城さんは「11人でガッチガチのコント番組をやりたいです!それを見たらJAMの皆さんも笑顔になると思うので!」と話し、会場を盛り上げました。

與那城さんが「11人で、またイチから歩んでいきますので応援よろしくお願いします!」と締めくくって今回のイベントは終了へ。フォトセッションが終わってもなお、JO1メンバーは会場に集まったJAMに笑顔で手を振り続けていました。

マイクがオフになっても地声で「ありがとうございました!」と叫んで退場していくJO1。金城さんは、川尻さんとの約束どおり最後の最後まで温存していた「See You ポーズ」を披露してJAMを沸かせ、去り際には“指ハート”をしながら笑顔を見せていました。

©LAPONE ENTERTAINMENT

作品概要

タイトル:「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」

公開日:2022年3月11日(金)

出演:大平祥生、川尻蓮、川⻄拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨

監督:稲垣哲朗

製作:LAPONEエンタテインメント東宝/制作:吉本興業

制作協力:利休/配給:東宝映像事業部、吉本興業

公式サイト:JO1theMovie-mikansei.com

Ⓒ2022「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」製作委員会