5月26日(火)放送の、フジテレビ『石橋、薪を焚べる』に、メジャーリーガーの前田健太投手がゲスト出演することが決定した。

前田は、高校野球の名門PL学園卒業後、2006年に広島東洋カープからドラフト1位指名を受け入団。2010年には最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振の投手三冠を獲得し、沢村賞を受賞。その後も活躍を続け、2016年にはメジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースへと活躍の場を移す。そして2017、2018年と日本人投手として、はじめて2年連続のワールドシリーズ登板を果たした。

今年2月にはミネソタ・ツインズに電撃移籍。新天地での活躍が期待されているが、新型コロナウイルス拡大の影響で、メジャーリーグも開幕が延期。現在は、自宅で自主トレーニングの日々が続いている。

今回番組では、そんな前田に出演を依頼。本来であればシーズン真っただ中で前田が番組に出演することは難しいが、このような状況だからこそという番組側のオファーを快諾し、アメリカの自宅と東京をリモートで繋ぎ、石橋とのトークが実現した。

かつて映画「メジャーリーグ2」(1994年)に出演した経験もあり、自身も大のメジャーリーグ好きな石橋は、かねてから前田とは親交があり、ドジャー・スタジアムにも何度か足を運んでいる。昨年9月には、石橋と前田の2ショット写真がInstagramにあがり、現地のファンも大いにわいた。

順風満帆に見える前田にもつらかった時期が…

高校時代にはPL学園で活躍し、ドラフト1位で広島東洋カープに入団。その後メジャーリーグへ移籍と順風満帆に見える前田。石橋も「つらかったことはないんじゃないの?」と言うのだが、今までの野球人生で二度、つらかった時期があったのだという。

まずは、PL学園在学中、高校2年生の時。1年生の夏にすでに甲子園のマウンドを踏み、当時「桑田真澄二世」とまで言われていた前田。しかし、2年生に進級すると伸び悩みを感じ、まったく活躍できず、チームは春夏共に甲子園出場が叶わなかった。その当時、監督・コーチに言われたある一言。その言葉であることに気がつき、プロ野球の道へと進むことができたのだという。

次に挫折を味わったのは、プロ3年目のこと。その年の成績は8勝14敗。そしてその年のオフシーズン、前田はある意識改革をしながら練習に励んだ。すると、翌年には見事15勝を挙げ、タイトルを総なめにした。前田が行ったオフシーズンの意識改革とは…そこには、当時チームの監督を務めていたマーティ・ブラウンのあるアドバイスがあった。

そしてメジャーリーグへ

プロ4年目の2010年からは、安定した成績が続いたが、当時、メジャーリーグはまったく視野になかったという。しかし2013年、とあるきっかけでメジャーへの気持ちが芽生えることに。そしてロサンゼルス・ドジャースに移籍後、2017年には今までの野球人生で一番幸せだと感じる瞬間を味わうことに。前田の味わった“野球人生最高の瞬間”とは。

大型トレードでツインズへ電撃移籍

今年2月には、ミネソタ・ツインズへ電撃移籍が決定。トレードの時の気持ちや新天地での思いを前田がじっくりと語る。また「今年は、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大との勝負も実現するかもしれない」と期待に胸を膨らませる。

そして石橋が、さらなる前田の今後の目標を聞いていく。 現在、自宅で自主トレーニングを続けている前田。石橋は、気になる今のメンタルの状態や、無観客試合についてなどについて、意見を求める。ファンに対して、野球について、改めて思うこと…前田健太が今の気持ちを語る。