松本人志さんが「俺、二度寝したとき、コントか大喜利を考えてるのよね」と告白。

2月25日(金)、フジテレビでは『人志松本の酒のツマミになる話』が放送されました。

今回のMCを務めたのは、松本人志さんとフットボールアワー(後藤輝基さん、岩尾望さん)。

ゲストには、ウエンツ瑛士さん、コロッケさん、谷まりあさん、西田ひかるさんが登場しました。

松本人志は寝ながら笑いのシミュレーション!

谷さんは「“陰で努力していること”を褒められたことってありますか?」と問いかけました。

「どんなに忙しくても、週に4日はキックボクシングに行っている」という谷さん。自分では当たり前だと思っていたことを、周囲の人に褒められ「うれしくなった」と語ります。

そこから、芸人の“陰の努力”について話が展開。

後藤さんは、収録後、帰りのタクシーでその日の仕事を反省すると語り…。

後藤:(頭の中でその日の収録を)巻き戻して、みんなの会話流して。「うわ!これ言えたな」「うわー、これ、言うといたらよかったぁ」が、家着くまで延々と続く。

松本:すんごい悔しいとき、あるよね。

後藤さんの話に共感した松本さんは、「ほんま悔しくて、寝れないときある」「(でも)それは努力じゃないよね、反省」と。

そこから、松本さんの驚くべき行動が明らかに。

松本:俺、二度寝したとき、コントか大喜利を考えてるのよね。寝てんのに!

谷:えー!無意識の努力!

コロッケ:それはすごい。

松本:寝てんのに、寝ながら大喜利のお題考えたり。

後藤:こわい、こわい、こわい…。

谷:それって、起きたときに覚えてるんですか?

松本:覚えてんねん。で、そんなおもんないときもあんねん。

一同:(笑)。

西田:ショックよね。夢なのに。

松本:そう、そう、そう。でも半々くらいかな。たいてい1、2時間。寝てるけど、寝てないねん。

後藤:うわぁ、すげぇ。

松本:でも、自分でイヤなとこなのよ。寝たいのよ、ちゃんと。

岩尾:そういう、大喜利やコントの番組が控えてる状態でのことなんですか?

松本:状態ではない。勝手に考えてる。

岩尾:え!?

後藤:(岩尾さんに向かって)俺らやったら、単独ライブが…。

岩尾:(後藤さんに続いて)あるから、寝ながらでも考えてるってのは、わかるんです。

松本:「こんなん聞かれたら、なんて言おう?」って勝手に考えたりせえへん?

後藤:「こんなん聞かれたら…」の状況を、自分で作るんですか!?

松本:そう、そう、そう、そう、そう…。

後藤:(自分は)やってねー!

松本:え!?俺そんなん、みんなやってると思ってた。

後藤:たとえば、番組見ながら「俺やったらどう答えるかな」とかはありますけど、“空(そら)の状態で、質問を自分で考えて…”は、なかなかないです。

谷:相手は誰なんですか?聞いてくる人。浜田(雅功)さんなんですか?

松本:なはははは。浜田のことは、頭に一切ないっ!

一同:(笑)

後藤:(質問される内容は)どんなことですか?具体的に言うと。

松本:「違う職業選べるとしたら、何になりたいんですか?」って聞かれたら、なんて言おう…とか。

後藤:ボケというか?

松本:そうそう。

後藤さんは、聞けば聞くほど驚き、感心とためいきが混ざったような声で「えぇー」とうなりました。

しかし、松本さんの知られざる一面に「さすが!」という雰囲気が漂う中、ある人の発言で空気が一変します。

ウエンツ:俺もそれ、みんなやってると思ってました。

松本:!?(驚いた表情で立ち上がり、無言で見つめる)

一同:…。

後藤:ちょっと待って!ちょっと待って!なんかその、“天才肌”出そうとするのやめて。

一同:あははははははは!

後藤:いや、“カリスマ”に入ってくなよ!

松本:(試すように)この職業選ばなかったら、なんの職業になろうとしてたんですか!?

ウエンツ:ねー!ほんと、なんでしょうね(笑)。

答えられないウエンツさんに「シミュレーションしてへんやないかい!」(後藤さん)、「ぐっすり寝てるな!」(岩尾さん)とツッコミが。

ウエンツさんは「出る番組が決まったら、その番組、頭の中で2回くらい出ますよ」と主張しましたが、「決まってたらするやん」(後藤さん)、「控えてるのと、それは違う」(岩尾さん)、「全然違うよ!」(谷さん)と真っ向から否定されていました。

コロッケ「京本政樹は時代劇の“間”だから…」

西田さんは「芸人さんは、“間”が命じゃないですか。私は『しまったな』ってときにしゃべってしまって。自分でも“間”が悪いなって反省しちゃう」と、悩みを打ち明けました。

そこから、「時代劇には、独特の“間”がある」とコロッケさん。

「加賀まりこさんに聞いたんだけど。悪役の人たちがああいう話し方をするのは、長く映るため。そのためにああいうふうにしてるんだと」と、語りました。

コロッケさんが、“越後屋と悪代官”のあるあるシーンを、ものまねを交えて巧みに再現すると、松本さんも大ウケ。さらに、こんなあるあるも。

コロッケ:時代劇によく出てる人って、普段も時代劇の“間”だから、なんか空気がおかしいときが…。

松本:トーク番組とか来たとき、ちょっと遅いときありますよね。

コロッケ:京本ちゃん(京本政樹さん)なんかは、普段から時代劇の“間”だから…。

松本:めちゃくちゃわかります!

コロッケ:「ですよね?」って聞いたときに、(たっぷりの間を取って)「…………………でね、」って。

一同:(爆笑)

後藤:やりますわ!

西田:(わかる、わかる!といった表情で納得の拍手)

松本:(もどかしい感じで)「ううぅん!」ってなりますよね。

後藤:瞬発的に答えたほうが、ウケるのに!

コロッケ:そう!そこで「あ、そうそう」って言えばいいのに。(宙を見つめて何か言いたそうな素振りを見せて)「…………………そう」(と言うだけ)。

一同:(大笑い)

松本:で、「ためた割に、大したこと言えへんのかい!」みたいな。

コロッケ:あっははははは。

後藤:いやいや、それはやめてください!

後藤さんにたしなめられた松本さんは、「そっか」と、悪ノリを反省していました。