伊藤家の5人は、運命共同体として笑い合いながら…

——娘役の3人の印象は?

長女役の(木南)晴夏ちゃんは、2005年の朝ドラ『風のハルカ』(NHK)以来の共演です。

今回、同世代での親子役に不安もありましたが、撮影を重ねると不思議と娘に思えてくるんですよね。

それは、晴夏ちゃんの、女同士で何も気を遣わず喋る感じがむちゃくちゃ上手だから、そこに引っ張られて、母と娘として存在できている感じがします。

次女役の(佐久間)由衣ちゃんとは初共演でしたが「頑張らなきゃ!」という気持ちが見てとれ、お芝居に対して真摯に向き合うところが素晴らしいなと。

加えて、グッと気合が入っているんだけど、芝居はとってもナチュラルで、天性の上手さがあることに驚きましたね。

三女役の(武田)玲奈ちゃんとは、山口さんのドラマ『新しい王様』シリーズ(TBS)以来、約3年ぶり。「飄々と大胆なことをやる人」という印象があったので、美香役はぴったりだと思いました。

前作もですが、山口さんは何故か「玲奈ちゃんには、結構言ってもいい」みたいな感じなので(笑)、今回、冬なのに衣装は薄着だし、台詞も急に変わるしで大変だと思うんだけど、弱音をまったく吐かないから「やっぱりパワフルな人」だと思いましたね。

——伊藤家の面々との印象的なエピソードはありますか?

伊藤家というより、監督がサプライズをぶっ込んでくる現場なので(笑)、5人は運命共同体として笑い合いながら、それらを一つひとつ乗り越えている感じなんです。

私と玲奈ちゃんは、前作で経験済みなので平気でしたが、それ以外の方は最初「え!?」ってビックリされていて。

それが、だんだん驚かなくなり、精神的にも家族の絆的にも強くなってきているのが本当に面白くて。

まさに本作のポスタービジュアルのように「家族というチームで大海原を進んでいる」と毎日思っているので、それが一番の現場エピソードです。

「やっぱり家族っていいな」と感じてもらえたら

――本作は「家族と恋とゴハンの物語」。MEGUMIさんの「家族との思い出ご飯」は?

お正月の焼き餃子ですね。家族と友達で50人ほど集まるので、キロ単位の塊肉を買ってきて、包丁で叩いてミンチにするところからやるんです。

皮を包むのも大変なのですが、子どもたちや人んちの嫁にも手伝ってもらったりして(笑)、でも嫁同士で喋りながら包むのが楽しいんですよね。

「この時期はこれを食べる」というものがあるのはいいことだし、家族もすごく楽しみにしてくれているので、うちの恒例行事になっていますね。

——視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

今までにない家族ドラマなので、みんながみんな素敵とかハートフルではないのですが、“なんかまとまっている”伊藤家を見て「やっぱり家族っていいな」と感じてもらえたらうれしいです。

第6話も恋愛や食、仕事などいろんなテーマが家族にまつわり表現されています。

いま大変な時代ですが、日ごろのいろんな思いをちょっと脇に置いて、この作品で笑って、ほっこりして、癒されていただければと思います。ぜひご覧ください!