1月20日、映画「前科者」の公開直前舞台挨拶が行われ、有村架純、森田剛、磯村勇斗、石橋静河、岸善幸監督が登壇した。
本作は、作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画が原作。罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた作品だ。
主人公の保護司・阿川を演じる有村と、阿川の同級生で刑事の滝本を演じる磯村勇斗は、NHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」以来、4年ぶりの共演。久しぶりの再会に、有村は「照れくささもありながら、この4年でお互いにいろいろ経験して、(磯村が)充実した目をされていて。そういった姿で再会できたことは喜ばしいこと」と、うれしそうにコメント。
対する磯村も「この作品の撮影を本当に楽しみにしていました。(有村と)2人の初日が(阿川と滝本の)再会シーンで。実際に久しぶりに会ったこともあって、感慨深かったけど、照れくささもありました…。(「ひよっこ」では)1年間、夫婦の役だったけど、今回は全く違うアプローチをしなければいけなかったので」と照れ笑い。続けて「でも、変わらず安心感があって、何を投げても受け止めてくれるので、お芝居をしていて楽しかったです」と、久しぶりの共演を喜んだ。
イベント終盤、阿川が前科者の更生を手助けする本作の物語にちなんで、「あの時のアレは勇気づけられた」というエピソードトークをする場面も。磯村は「架純ちゃんの存在は大きいです」と切り出し、「連絡を取り合うことがあるんですけど、『お互い頑張ろうね』って言ってくれるんです。そもそも(有村は)すごく先を進んでいるのに、貪欲に芝居を突き詰めようとする姿が刺激にもなりますし、頑張っている同世代がいて、『頑張ろうね』と言われたら頑張るしかないというか(笑)」と、有村から刺激をもらっていることを告白。これに対し有村は、「大切な仲間なので」と、笑顔で語った。
映画「前科者」は、2022年1月28日(金)全国ロードショー。
© 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
配給:日活・WOWOW
最新情報は、映画「前科者」公式サイトまで。