横浜流星が主演を務める映画「嘘喰い」の新映像と新場面写真が、1月19日に公開された。
この作品は、迫稔雄作の同名漫画が原作。天才ギャンブラー“嘘喰い”こと斑目貘(横浜)が、日本の政財界そして裏社会をも支配する会員制の闇ギャンブル倶楽部“賭郎”で、イカサマも、殺し合いも、なんでもありの「超危険なデス・ゲーム」に挑む姿を描く。
この度、初解禁映像を盛り込んだ15秒映像2本が解禁、ひりつくような緊張感 の中、貘が挑む「死のババ抜き」シーンがお披露目された。
「死のババ抜き」で貘が対峙するのは、佐田国一輝(三浦翔平)。科学者としての過去を持つ、新参の賭郎会員の佐田国は、ある事件が原因で豹変、権力者たちから金と命を奪うマッドサイエンティストだ。
貘が賭けるのは、20億円と自らの命。果たして貘は、この究極の頭脳心理戦をどう切り抜けるのか?
壮絶な頭脳心理戦を繰り広げる「死のババ抜き」の撮影現場で、命がけの啖呵を切る横浜と三浦の2人の凄まじさは、制作チームを驚かせたそう。
佐田国を演じた三浦について、エグゼクティブプロデューサーを務める濱名一哉は、「貘と壮絶な戦いを繰り広げる佐田国は宿敵として登場します。物語を引っ張っていく重要なキャラクターとして、強面な敵や、色々犯人捜ししたけど、こいつが黒幕だったなどのイメージがない人がやるのが、面白いんじゃないかなと思い、三浦翔平さんにオファーをしました」と明かした。
続けて、「実際こういう役は彼も初めてですし、パブリックイメージも優しく家庭的。佐田国もそういうパブリックイメージのあった科学者でしたが、あるきっかけで狂気の道を進んでいく。三浦さんはその意外性を存分に発揮してくれて、最高の佐田国を演じてくれたと思います」と太鼓判を押した。
また、中田秀夫監督の演出について、「良い意味で濃いキャラクターたちが、独特の世界観の中で、分かりやすく劇的に立ち回るところがこの作品の魅力的です。セリフの言い回しや、明快なハッタリなど、中田監督的なケレン味がどれだけ全編に散りばめられているのかに注目してほしいです」とアピール。
そして、「ある種の確信犯的な『嘘喰いワールド』を作り上げていこうっていうのが俳優、演出、プロデューサーたちの狙いでもあります。キャラクターの一人ひとりがとても魅力的なので、世界観とキャラクターを追っていくだけでも楽しいはずです」と語った。
映画「嘘喰い」は2022年2月11日(金)より、全国公開。
©迫稔雄/集英社 ©2022 映画「嘘喰い」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
最新情報は、映画「嘘喰い」の公式サイトまで。