三宅健が、元V6メンバー唯一の独身となった心境を明かした。

1月13日(木)、舞台「陰陽師 生成り姫」の製作発表記者会見が帝国ホテル東京で行われ、三宅健が出席。三宅は昨年11月1日、26年におよんだV6の活動を終えて以来、この日が初めての公の場への登場となった。

さらに、坂本昌行が同年12月28日に元宝塚歌劇団雪組トップスター・朝海ひかるとの結婚を発表し、元V6メンバーで唯一の独身となったことで今後の動向に注目が集まっている。

記者から坂本の結婚について質問が飛ぶと、「メンバーの幸せな報告は純粋にうれしかった」とコメントし、「三宅さん自身の結婚は?」という問いかけには「結果、それを聞きに来ているわけでしょ?」と苦笑い。

続けて、「いろんな意味で“独り”になっちゃいましたね。独りぼっち。それを言ってほしかったんでしょ?今のところ、予定はないんですけど、(坂本の結婚は)うれしい知らせでよかったです」と坂本の結婚を祝福した。

三宅が本作で演じるのは、夢枕獏氏作「陰陽師」の主人公・安倍晴明。「これまでいろいろな方が安倍晴明を演じられているので、お話をいただいたときはプレッシャーを感じると同時に光栄だなと思いました。自分にしかできない安倍晴明を演じたい」と意欲たっぷり。

そして、晴明の唯一無二の友・源博雅に扮する林翔太は、「僕がジャニーズ事務所に入るきっかけとなった三宅健くんと、ジャニーズから少し離れた外の世界で一緒にお芝居させていただけることが光栄。この幸せを噛みしめながら、千穐楽まで頑張っていきたい」と意気込んだ。

そんな晴明と博雅について、演出を手掛ける鈴木裕美氏は「ドラえもんとのび太のような関係」と紹介。

これに三宅は「裕美さんからそのお話を聞いて、とてもわかりやすい説明だと思いました。誰もが憧れるドラえもんですから、そんな役柄を演じられることがうれしい」と発言。

一方、“のび太”の林は「博雅は、1人の女性を12年以上も想い続けているところが素敵だなと思いますし、道端に咲いている草花をも美しい、愛しいと言えるピュアな役柄。そんな博雅の心情的な部分をしっかり演じつつ、晴明のことがなぜこんなにも好きかという部分も表現できたら」と話した。

記者から「晴明への想いは素で表現できそうですね」と問われると、「健くんのことが大好きなので」とスマイル。

この言葉をうけ、三宅は「そう言っていただけるのはありがたい。V6のコンサートを観てジャニーズ事務所に入ってきたらしいので、それがすごくうれしいです」と後輩のラブコールを受け止めた。

また、グループ解散以降、俳優・三宅健としての活動への思いを聞かれると、「解散していたことをたまに忘れちゃうぐらいなので、さほど変わりはないんですけど、連絡網が自分一人だけのところに来ると、『あ、そっか』と思ったりします」と、現在の心境を明かした。

最新情報は、舞台「陰陽師 生成り姫」公式サイトまで。